お笑いコンビのアキナが2日、大阪市内で行われたテレビ大阪の新バラエティ番組『吉本超合金A』(29日スタート 毎週日曜24:35~ ※関西ローカル)の発表会見に出席。前日の『キングオブコント』決勝の結果を受け、先輩のケンドーコバヤシからドッキリ罰ゲームを仕掛けられた。

『吉本超合金A』の会見に出席したアキナの山名文和(左)と秋山賢太

同番組は、かつてFUJIWARA、二丁拳銃の過激な体当たりロケで絶大な人気を誇った伝説の番組『吉本超合金』シリーズを、アキナをメインに復活させるもの。地上波でのレギュラー放送は、2002年9月に終了した『吉本超合金F』以来15年ぶりとなる。

金屏風の前に登場したアキナの秋山賢太は「中学時代に見ていた大好きな番組」と『吉本超合金』への思い入れを語り、「FUJIWARAさんが(体当たりロケで)常にボロボロになっていて、こんなに面白いものがあるのか!と大笑いしていたので、僕たちもそうなるようにがんばりたい」と意欲満々。同番組では「LOVEゲーム」と呼ばれる過酷な罰ゲームが名物だが、相方の山名文和は「殺してください、ぐらいの意気込みでいきます!」と並々ならぬ覚悟をぶち上げた。

しかしこの会見、実はアキナに仕掛けられた壮大な"ドッキリ"。まもなく、報道陣に紛れ込んでいたニセ記者が、『キングオブコント』で優勝を狙うも7位に終わったアキナに「え、7位ですか?」としつこく食い下がり、会見は不穏な空気に包まれた。そんな中、会場に身を潜めていた仕掛け人のケンコバが突然現れ、「7位はよくないね! LOVEゲーム!!」と罰ゲームの執行を高らかに宣言。「聞いてないです!」と狼狽するばかりのアキナに、壮絶なお仕置きを与えた。

秋山は「日本一を目指すため」と富士山をかたどったハットを被せられ、その中には大量の爆竹が。爆音を響かせながら飛び散る火花に「熱っ!痛っ!」と身悶えするさまを、ケンコバから「まるで、にゃんこスターのようにいいステップを踏んでますね」と、決勝で2位の大健闘を見せたライバルコンビに例えられ、前夜の無念を噛みしめるはめになった。

一方、いきなり股間に水をかけられ、下着までビショビショにされた山名へのLOVEゲームは、滋賀県の実家から駆けつけた山名の母親による"公開オムツ替え"。「久しぶりやろ? 覚えてるか?」とささやきかけるケンコバの悪魔の声を耳にしながら、カメラの前で下半身を丸裸にされる辱めを受け、「もうイヤ!マジで!?」と悲鳴をあげていた。

そんな過酷なLOVEゲームを終え、アキナはぼう然自失。秋山は「まったく想像してなかったんで…」と抑えきれない動揺を口にしながらも、「やっぱり『超合金』はすばらしい(笑)。これからやるぞ!と思いました」と、過激な洗礼に意気込みを新たにした様子。

山名も「会見では、なんでもやります的なことを言いましたけど、こんなに心の準備ができていなかったのかと(笑)。これはかなり腹をくくらなアカン」と覚悟のほどを見せた。だが、「今後、絶対にやりたくないのはどんなLOVEゲーム?」との質問が飛ぶと、「ほぼ全部やりたくないかも(笑)」と偽らざる本音を吐露。「始まったばっかりですけど、すっごく嫌です!」と"おむつ替え"の恥辱で受けたダメージを訴え、笑いを誘っていた。

この会見の模様は『吉本超合金A』レギュラー放送開始直前のスピンオフ番組(22日24:35~ ※時間変更の場合あり)で放送される。