9月25日~10月1日までの1週間に発表された、PC関連の注目ニュースをダイジェストでお届けする。
将来を見据えたmacOS High Sierra
先週は25日(米国時間)、macOSのメジャーバージョンアップ「macOS High Sierra」の配信が開始された。macOS High Sierraは、macOSの将来を見据えたアップデートで、標準のファイルシステムがAPFSに変更されたり、グラフィックスAPIの「Metal」が「Metal 2」に変更されたりと、基板技術の部分で"使いやすさ"が意識されている。もちろん、Safariやメール、写真といった主要アプリケーションも順当に改善されている。
macOS High SierraはMacの「App Store」から、「macOS High Sierra」のページにアクセスしてアップグレードできる。対応するMacは、2010年以降のMacBook Air、MacBook Pro、Mac mini、Mac Pro、および2009年以降のMacBookとiMac。
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次期Officeは2018年後半にリリース
ソフトウェアに関しては、大きなニュースがもうひとつ。26日(米国時間)に米Microsoftが、「Office 2019」をイベント「Microsoft Ignite」で発表した。まずは永続ライセンス版を、2018年後半にリリースする計画だという。プレビューは2018年中頃から開始される予定だ。Windows Inkでの機能改善やExcelでの新しい数式、PowerPointで使える新しいアニメーションなどが予定されているが、新機能や強化機能は、順次公表されていく予定。
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