「真冬でもアイスは欠かせない」「食べたことないアイスを食べてみたい」というアイス好きだけでなく、 「ご当地アイスで九州から北海道まで制覇したい」というコアなファンのニーズまで満たしてくれる専門店「アイス天国」をご存じだろうか。

宮城県 風月堂 選べる変わり種アイスクリームセット(15個セット/税込5,900円)

「見るだけで楽しくなる日本一のアイスクリームサイト」

運営しているのは、千葉県柏市に本社を置く雪和商事。コンビニやスーパがなかった60年以上前から、小売店向けにアイスクリームを卸していた会社だ。さらに、クール宅急便が存在しなかった時代に、ドライアイスを入れて贈答用アイスを配達する業務を行っていたこともあるとか。

そうした環境に長いこといた現社長は、アイスクリームそのものにもかなり詳しくなり、10年ほど前、ついにインターネットでの販売を開始することとなる。しかも、「やるならば、アイス好きの人が訪れて見るだけで楽しくなる日本一のアイスクリームサイトを立ち上げたい!」と奮起。現在に至るまで、日々、商品を充実させているという。

そこで、同社スタッフに人気のアイスおよびイチオシアイスを聞いてみたところ、順不同でそれぞれ数種類教えてくれたので発表しよう。

まずは人気のアイスから。

島根県奥出雲 木次乳業 VANAGA(バナガ)
乳化剤、安定剤、合成着色料などの添加物を一切使用せずに作った100%ナチュラルなアイスクリーム。空気の含有量を抑えて、素材のおいしさを凝縮させたプレミアムな逸品だ。なんと、できあがるアイスクリームの約4倍もの牛乳を凝縮して加えているのだとか。

札幌ミルクハウス ソフトクリームセット
低温殺菌による成分無調整の牛乳をたっぷり使用。マダガスカル産天然バニラビーンズを使用した「バニラ」、本格生チョコソースを使用した「チョコレートサンデー」、自家製苺ソースを使った「イチゴサンデー」など、味のバリエーションも豊富。

(左から)VANAGA(8個入り/税込4,210円)、ミルクハウス(8個入り/税込4,200円)

北海道 あいすの家 夕張メロンアイス
夕張市農協で仕入れた夕張メロンを使用。メロン果肉と果汁の配合率は30%にものぼり、まさにメロンそのものといった味わいを楽しめる。

北海道 十勝白い牧場手作りアイス
十勝の生乳をたっぷり使用した手作りアイス。生クリームを加えたリッチな味わいのバニラビーンズの他、赤肉メロン、ハスカップなど北海道ならではのラインナップも。

(左から)あいすの家 夕張メロンアイス(10個入り/税込4,750円)、十勝白い牧場手作りアイス(12個入り/税込3,780円)

愛媛県 名水百選の水100%使用 甘酒アイス
「全国名水100選」に認定された、西日本最高峰である石鎚山の麓の名水を使って作る名水アイス。原材料の甘酒は国産酒粕100%で仕上げられたもの。

名水甘酒アイス(5本入りパック×3箱セット/税込3,240円)

宮城県 風月堂 選べる変わり種アイスクリームセット
タコ、竹炭、キムチ、三陸うになどの一風変わった風味のアイスクリームから好きなものを選べる楽しいセット。全80種類以上の中から好みのアイス9種類をチョイス。

石川県 ジェラート・ジェラート デコレーションジェラートギフトセットY
伝統的なイタリアン工法によって作られたハンドメイドのジェラートは、見た目の鮮やかさもポイント。生乳の風味と素材の味わいをたっぷり堪能できる。

ジェラート・ジェラート デコレーションジェラートギフトセットY(4個/税込5,000円)

続いて、同社イチオシのアイスを5つ紹介!

【アイス天国オリジナル】知る人ぞ知るプレミアムアイスクリーム
なんと同社オリジナルのアイス! アイスクリームが大好きな人のために、従来のアイスクリームの原材料、製造法など全てを見直した新しいアイスクリーム。従来の製造法とは一線を画した、ノーオーバーラン製法(空気を入れない製法)で作り上げた濃厚でクリーミーな逸品。

知る人ぞ知るプレミアムアイスクリーム(10個/税込5,400円)

栃木県 ジェラートマスモ ストロベリージェラート
栃木県産の高級いちご「とちおとめ」の中でも高濃度で香り高い完熟いちご、県内の牧場で仕入れた新鮮なミルクを使用して作った贅沢な一品。

軽井沢みのりや スーパープレミアムソフトクリーム ロイヤルスウィートバニラ
軽井沢を訪れたジョン・レノンに「こんなにおいしいソフトクリームは食べたことがない」と言わしめたソフトクリームがカップ入りに!

(左から)ジェラートマスモ ベリーベリーセット(6個入り/4,170円)、ロイヤルスウィートバニラ(8個入り/4,640円)

山形県 JA鶴岡 鶴姫レッドメロンアイスクリーム
JA鶴姫オリジナルの赤肉メロン「鶴姫レッド」の生搾り果汁に、安比高原産のまろやかなミルクをブレンドして作ったクリーミーなアイスクリーム。

鹿児島県 ふんわりさくさく 天文館むじゃき 本家白熊氷菓
手作り、かんな削り製法のふわっとした雪のようなかき氷に、さっぱりとした秘伝の自家製ミルク、蜜がほどよく絡み合う鹿児島名物。

(左から)鶴姫レッドメロンアイスクリーム(8個入り/3,300円)、天文館むじゃき 本家白熊氷菓(6個入り/5,400円)

常に新しい商品を探す努力を惜しまない!

ざっと紹介した13種類のアイスを見ただけでも、「アイス好きの人が訪れて見るだけで楽しくなる日本一のアイスクリームサイトを作りたかった」ということが、しかと理解できたはず。

「見ているだけでワクワクするような商品を紹介できるよう、スタッフは旅先ではアイスを試食しますし、食品展示会や地方物産展などにも足を運んで常に新しい商品を探しています」と明かしてくれたのは、同社スタッフの松井さん。松井さん自身もアイスが大好きで、会社にたくさんあるのに会社の帰り道ついつい買ってしまうほどだとか。

そんな松井さんに、新商品選びのポイントについてうかがったところ、「お客さまのご意見やご要望をうかがって発見することが多くあるので、自分の思い込みだけで商品を選ばないのが大切なようです」ととっても謙虚。これからも、アイスファンに喜んでもらえるような商品が続々と集まってくるサイトであるに違いないので、好みの一品を見付けたいという人はぜひ一度チェックしてみてほしい。