タレントの鈴木あきえ(30)が30日、10年半出演してきたTBS系情報番組『王様のブランチ』(毎週土曜9:30~14:00)を卒業した。エンディングでは涙を流して番組への思いを語り、また、「買い物の達人」コーナーでは体を張って爆笑と感動を届けた。

鈴木あきえ

2007年2月からリポーターとして活躍し、今年3月11日には番組内で結婚を生発表した鈴木。冒頭で、MCのアンジャッシュ・渡部建が「今日は重大発表があります」と鈴木の卒業を発表すると、鈴木は「このたび卒業を決意させていただきました、ハイ! 泣いていません!」と目を潤ませながらあいさつした。

鈴木といえば、「買い物の達人」コーナーでのハッピ姿が印象的だが、「初代ハッピ女、"ラストハッピ"となります!」と涙目ながらも力強く宣言。そして、同コーナーでは、鈴木の結婚式で1日牧師を務めるほどプライベートでも親しい出川哲朗をゲストに迎え、鈴木も熱闘風呂などに挑戦して体を張った。最後には家族がサプライズ登場し、感激の涙。花束を受け取る直前に落とし穴に落ちるサプライズもあり、笑いと涙あふれるラストロケとなった。

エンディングでは、「19歳のときから今日まで10年半、本当にありがとうございました。ブランチからお嫁に行くような気分でいます」と涙ながらに心境を語り、「最初ブランチリポーターに決まったときにすごくうれしくて、それから多い日は週に6日ロケに行かせていただいたり、『買い物の達人』では481人のゲストのみなさんにお世話になりました。私の20代は本当にブランチ一色でした」と振り返った。

さらに、「今年の3月に自分の結婚を機に人生のステップアップとして卒業させていただくことを決めたんですが、番組さんのご厚意により半年間居残りさせていただきまして、今日まで楽しく、本当に本当に大切な人と大切な価値観を学ばせていただきました。ブランチでの鈴木あきえを見守ってくれたみなさん、ありがとうございます」と感謝。最後に「芸能界は卒業しませんので、今後もお願いします!」と呼びかけ、「ありがとうございました!」と鈴木らしい元気な声と笑顔で締めくくった。