米GoProは9月28日(現地時間)、米サンフランシスコで開催されたスペシャルイベントにて、アクションカメラの新モデル「HERO6 Black」を発表した。発売は9月29日。希望小売価格は税込59,000円。
HERO6 Blackは、2016年に発売された「HERO5 Black」に続くモデルだ。4K/60fpsの動画撮影に対応。プロセッサに「GP1」を採用し、視覚情報処理能力と機械学習能力を強化することで、情景とセンサーデータの解析を可能にした。これにより、複数の動画の最適な瞬間を組み合わせて1本のムービーを自動作成する「QuikStories」アプリの使用時に、「撮影されたフッテージの中から最高の瞬間をより的確に選び出せる」としている。
撮影の機能は、新たに「タッチズーム」を搭載したほか、スタビライゼーションも進化。また、ドローン「Karma」など、既存のマウントとの互換性を持つ。10カ国語対応の音声コントロール機能や、10mの防水性能などは、HERO5 Blackから継続採用している。
Wi-Fiは5GHzでの通信に対応し、スマートフォンへの転送速度が約 3 倍に向上しているが、日本向けモデルはサポートの対象外。今後の対応も未定となっている。