ビッグローブは28日、3大携帯キャリアの通信サービスを使ってスマートフォンでインターネットを利用している20歳以上の男女1,703名を対象に、アンケート形式で実施した「格安スマホ/SIMに関する意識調査」(実施日:2017年8月25日、調査方法:インターネット調査)の結果を公開した。
「格安スマホを知っていますか」という質問に対しては、91.8%が知っていると回答。「格安SIMを知っていますか」という質問に対しても79.9%が知っていると回答し、3大携帯キャリアのスマホユーザーのほとんどが格安スマホの存在を認識していることが明らかになった。
「格安SIMに替えるとスマホ代がいくら安くなるのか知っていますか」という質問に対しては、知っていると回答したユーザーは32.9%に留まった。ただし、世帯年収別で見ると、年収400万円未満での32.9%に対し800~1,200万円のユーザーは45.7%が知っていると回答。年収が高い層ほど格安SIMの価格メリットを理解しているという結果となっている。
また、スマホの買い替えについての意識も調査され、全体の59.1%が「新品のスマートフォンは高いと思う」と回答。35.8%が「性能は充分なので、今使っている機種をできるだけ長く使いたい」を選んでおり、現在の端末をできるだけ長く使いたいというユーザーが多いことがわかる。
さらに、66.8%が月額料金が安くなる(毎月3,000円)ならSIM替えをしたいと回答。世帯年収別では800~1,200万円のユーザーがもっとも回答率が高く、こちらの結果からも、年収が高い層ほど格安SIMへの乗り替え意識が高いことがうかがえる。