BIGLOBEは9月28日、「格安スマホ/SIMに関する意識調査」の結果を発表した。調査日は2017年8月25日、調査対象はスマートフォン利用者かつ3大携帯電話会社の通信サービスを利用する人、有効回答は1,703人。

6割が新品スマホは高いと回答

格安スマホを「知っている・聞いたことがある」と答えた割合は91.8%で、大手携帯電話会社の利用者にも格安スマホは広く認知されていることが判明した。

一方、"格安SIM"に替えると毎月のスマホ代がいくら安くなるかについて、「知っている」と答えた人は32.9%にとどまった。

世帯年収別にみると、800万円~1,200万円では「知っている」が45.7%と最も多かったのに対し、400万円未満と400万~800万円未満では30%台前半となり、世帯年収が低い層ほど格安SIMの価格メリットが浸透していないことがわかった。

"格安SIM"に替えると毎月のスマホ代がいくら安くなるかについて知っているか(年収別)

スマートフォンの買い替えについては、59.1%が「新品のスマートフォンは高いと思う」と回答。他方、「性能は十分なので、今使っている機種をできるだけ長く使いたい」という人は35.8%だった。

スマートフォンの買い替えについての意識

今使っているスマートフォンのまま、毎月3,000円安くなるならSIM替えをしたいか尋ねたところ、「はい」は66.8%、「いいえ」は33.2%となり、SIM替えをして月額料金を安くしたい人は6割以上に上った。世帯年収別にみると、買い替え意向が最も高かったのは800万円~1200万円未満(46.9%)、次いで1,200万円以上(44.2%)と続き、高年収層ほどSIM替えに積極的な傾向がみられた。

今使っているスマートフォンのまま、毎月3,000円安くなるならSIM替えをしたいですか(世帯年収別)