歌手で俳優の星野源の最新シングル「Family Song」が、MTVが主催する優れたミュージックビデオを表彰する音楽アワード「MTV VMAJ 2017」にて、年間で最も優れた作品に贈られる「最優秀ビデオ賞」(Best Video of the Year)を受賞した。
今年で16回目を迎える同アワードでは、「世界基準の優れたミュージックビデオを選ぶ」という観点のもと、各部門の最優秀作品を選出。全17部門のうち、星野は「Family Song」で「最優秀邦楽男性アーティストビデオ賞」と、昨年リリースした「恋」で「最優秀振付け賞」の2冠を受賞した。そして「最優秀ビデオ賞」は、これら受賞作品の中から最も投票の多かった作品に贈られる賞であり、最多3冠という快挙を達成した。
星野は「この度は『Best Video of the Year』に選んで頂き本当にありがとうございます」と感激。「僕は小さい頃からミュージックビデオが大好きでよく観ていました。思春期の頃、面白いビデオがたくさんあって、いつかこんなビデオを作りたいな、もし音楽家になるんだったらいろんなビデオを作りたいと思っていました」とミュージックビデオへの思いを語った。
そして、「この『Family Song』で自分が理想としたバランスのミュージックビデオがやっとできたと思ったんです。めちゃくちゃふざけてて、でもめちゃくちゃ音楽が伝わってくるという、自分の理想のバランスで、そして自分の思いやメッセージもしっかりと入っている作品です」と明かし、「そのビデオが『Best Video of the Year』に輝く事ができて、本当に本当にうれしいです。かさねがさね投票してくださった皆さん、本当にありがとうございます」と喜びと感謝の気持ちを伝えた。