パナソニックは27日、同社製ノートPC「Let'snote」カスタマイズモデルの秋冬モデルを発表した。大きな特徴として、10種類のアート系デザイン天板を数量限定で用意する。カスタマイズモデル15周年を機に、「ビジネスだけでなく、より幅広い層へ向けLet'snoteの可能性を広げる」という。

Let'snoteの直販カスタマイズモデルでは、15周年を記念したデザイン天板を限定数用意する

Let'snoteのカスタマイズモデルは、2002年3月にカスタマイズモデル専用店舗「マイレッツ倶楽部」がオープンしてから、この2017年で15周年を迎える。これを記念し、秋冬モデルでは、寺田倉庫が手掛ける複合クリエイティブ機関「PIGMENT」とコラボレーションした記念デザイン天板10種類を、数量限定で提供する。

記念デザイン天板は、「sumi-nagashi」(墨流し)が2種、「haboku」(破墨)が2種、「squeegee」(スキージ)が2種、「glasss-stroke」(グラスストローク)が2種、「cracking」(クラッキング)が2種の計10種。PIGMENTのアーティストが、墨流しや破墨といったそれぞれの技法でデザインしたもので、いずれの作品も制作過程で生まれる"偶然の美"が意識されている。

sumi-nagashi No.1

sumi-nagashi No.2

haboku No.3

haboku No.4

squeegee No.5

squeegee No.6

glasss-stroke No.7

glasss-stroke No.8

cracking No.9

cracking No.10

作品作りのデモンストレーション

通常、Let'snoteの天板には細かい凹凸が施されている。今回提供されるデザイン天板は、元の作品をデジタル撮影した後、天板上の凹凸を考慮した昇華印刷が行われており、ガラスのように滑らかな仕上りとなっている。

天板の質感はガラスのように滑らか。天板上部はアンテナ設計のためだろうか、通常の天板となっている

デザイン天板を選択した場合の価格は+15,000円(税別)。カスタマイズモデルの秋冬モデルは、CPUやメモリ、ストレージなど、選択できる主な構成要素は夏モデルとほぼ同等だが、新たにSZシリーズでLTEの有無が選択可能となっている。

価格はSZ6シリーズの通常版が226,800円から、プレミアムエディションが264,228円から。RZ6シリーズの通常版が196,800円から、プレミアムエディションが282,228円から。XZ6シリーズの通常版が264,800円から、プレミアムエディションが308,800円から。LX6シリーズの通常版が219,800円から、プレミアムエディションが259,228円から。