セブン-イレブン・ジャパンは9月26日、電子レンジ調理対応の「ラーメン」を全国の「セブン-イレブン」店舗でリニューアル発売する。登場するのは「熟成中華麺 醤油ラーメン」「熟成中華麺 野菜盛りタンメン」「熟成ちぢれ麺 濃厚味噌ラーメン」の3種類。コンビニで買うラーメンは、カップ麺に偏りがちなのだが、電子レンジ対応麺も最近は進化を続けているという。それを確かめるべく、ひと足先に食べてみた。
野菜がたっぷり! 健康意識のタンメン
まずは、「熟成中華麺 野菜盛りタンメン」(税込398円)を食べてみよう。「旨みスープの野菜タンメン」をリニューアルしたもので、新たに丸鶏をダシに使ったことでうま味が増したという。また、今回は野菜の量も増量し、炒め野菜と生キャベツ、ボイル野菜の量を合計すると、1日に必要な野菜の3分の1が摂取できるという。
スープをひと口すすってみると、野菜のうま味が溶け込んでおり、あっさりとした味わい。炒め野菜を使っていることで、ほんのりと香ばしさもある。今回のリニューアルで最も注力したのは"麺"らしい。しっかりと熟成させることで、もちっとした食感を意識したとのことだ。
醤油ラーメンのテーマは"毎日食べられる味"
続いての「熟成中華麺 醤油ラーメン」(税込398円)は、見た目からも分かるとおり、王道のラーメンを目指したという。スープには鶏と豚のガラ、煮干し、サバ節を合わせ、飽きの来ない味わいを作り上げたそうだ。
こちらのスープは、タンメンとはまた違った優しさ。飲むと懐かしく、これぞ醤油ラーメン! とうなってしまうような淡白な味わいだった。思わず全部飲みきってしまいそうだ。また、チャーシューやメンマといった王道の具材にも抜かりない。
味噌ラーメンはこがし味噌で香ばしく!
最後に「熟成ちぢれ麺 濃厚味噌ラーメン」(税込480円)を食べてみよう。こちらのみ、10月10日に発売となる。
ほかの2つと異なる点は、麺がちぢれ麺になっているところ。しかし、この麺も熟成をしっかりと行ったことで、もちもちとした食感を意識させられた。ベースとなる味噌は、事前に1度焼いたもので、焦がしたような香りがするのも食欲をそそられるところだ。
生まれ変わった「セブン-イレブン」のラーメンシリーズ。これまでも、店舗で見かけて気になっていた人も多いのでは? コンビニでラーメンを買いたいと思ったとき、新しく選択肢に含まれそうな出来栄えだ。