ジェイアール西日本ホテル開発は9月20日、JR西日本ホテルグループの新たなブランド「ヴィスキオ」の第1号店となる「ホテルヴィスキオ大阪by GRANVIA(グランヴィア)」の開業日を2018年6月6日に決定した。予約受付は10月5日10時より開始する。また同日、尼崎ホテル開発が運営するJR尼崎駅隣接の「ホテル ホップイン アミング」についても、「ホテルヴィスキオ尼崎 by GRANVIA」にリブランドオープンする。

2018年6月6日に「ホテルヴィスキオ大阪by GRANVIA(グランヴィア)」開業

2018年6月6日にオープンする「ホテルヴィスキオ大阪by GRANVIA」は、JR西日本ホテルグループのJR大阪駅に直結するシティホテル「ホテルグランヴィア大阪」が運営を行い、朝食については、「大阪&イタリアン」をテーマに、両文化を融合させたオリジナリティあふれるこだわりのメニューを提供する。

「ホテルヴィスキオ大阪 by GRANVIA」は、JR西日本ホテルグループにおいて"宿泊主体型"と位置付ける新ブランド「ヴィスキオ」第1号として、JR大阪駅北・徒歩5分に誕生。JR大阪駅北は、"関西の発展を牽引するリーディングプロジェクト"と位置づけられる広大な「うめきた」エリアが広がり、今後関西国際空港と直結する新駅設置など、関西の中枢拠点となるまちづくりが進められる予定となっている。新ホテルは、こうした周辺開発やインバウンドの好調な動向などから、ビジネスユースや国内外のレジャー層を主なターゲットに、全400室を展開していく。

さらに、新ホテルを運営する同じグループ内のシティホテル「ホテルグランヴィア大阪」が徒歩圏内に位置している。相互の宿泊予約連携を図るほか、「グランヴィア」がこれまでに培った運営ノウハウの共有やレストラン予約といったサービス面での連携など、グループで運営するメリットを生かした展開を構想している。

新ホテル外観は、アルミルーバーを織物のように組み合わせ水のうねりを表現し、"水の都・大阪"を感じる壁面デザインとしたほか、玄関周辺には樹木を配し、ホテルへのアプローチからゲストをリラックス空間へと誘う。また内部には、開放感のある「中庭」を配置。ロビー天井には天窓を設け、風や光など自然を感じられる空間に設える。さらに、"宿り木"を表したペンダント照明や、木々の重なりをイメージしたフロント壁面アート等、フロアの様々な場所で「自然」を感じられる演出を行う。他にも、ゆったりと寛げるラウンジコーナーやソファなどを配置する。

客室は16.6~41.4平方メートルと、宿泊主体型ホテルとしては広めの客室を設定。様々なライフスタイルやニーズに対応する、シングルからツイン、ダブルルームなど10タイプのルームバリエーションを展開する。特に国内レジャーをはじめ、昨今増加しているインバウンド利用者を想定し、全400室の内、約80%を2人以上で利用するダブル・ツインタイプとした。さらに、長期滞在にも便利なランドリー設備も用意する。その他、ムスリム観光客も快適に滞在できるよう、習慣に合わせた対応や食事の提案なども構想している。

客室のこだわりとして、マットレスに独自技術を持ち国内シェアNo.1の「シモンズ社製」を採用し、スプリングや厚さや生地などにこだわったベッドを導入する。アメニティやリネンにもこだわり、28平方メートル以上の客室にはセパレートバスを備えるほか、ホテルグランヴィアと同等クラスのアメニティ、タオル、シーツを採用。また、ソープやメンズセット、レディースセット、コーヒー・紅茶パックなど、15種以上を用意する「アメニティバー」を設置する。

ホテル内には、ウッド調の店内や中庭などを備えたイタリアンキッチン「ヴェルデ カッサ」を備える。価格は、朝食:2,160円、昼食:1,080円~、夕食:単品500円~となる。特に朝食は「自然の中で味わう、こだわり朝食」をコンセプトに、「大阪(=粉もの文化)とイタリアンの融合」をテーマとする。

「大阪とイタリアンの融合」をテーマにした朝食を展開

大豆粉や米粉を使用した軽い食感をもつピザのような「ピンサ」を提供のほか、自然・ナチュラル感を演出する色とりどりの「イタリアンデリ」や、素材のおいしさを引き出す「窯焼きの新鮮野菜」、また、大阪イタリアン串カツ、大阪ガレット、どて焼き風ボロネーゼ、ペペロンチーノきつねなど、大阪にちなんだオリジナルメニューもそろえる。

その他では、快適なWi-Fiのほか、客室内のテレビで様々な映像コンテンツを視聴できる「VOD」を情報ツールとして活用。ホテル案内の多言語対応(日本語・英語・中国語)に加え、レストランやランドリー施設の空き状況などが確認可能なサービスを実施する。さらに、WEBニュースやYou tubeニュース、特定の部屋へのメッセージ機能などを導入する。また、ロビーに大型のサイネージを設置し、周辺観光案内や外国人ゲストへの各種情報提供に活用する。

「ホテルヴィスキオ大阪 by GRANVIA」の開業日は2018年6月6日で、場所はJR大阪駅徒歩5分となる大阪市北区芝田2丁目。客室数は400室(シングルルーム79室/ツインルーム224室/ダブルルーム97室)で全室禁煙(喫煙ブースあり)。宿泊収容人数は820人となる。

延床面積は約1万4,000平方メートル、構造は地上8階鉄骨造。フロア構成は、1階がホテルエントランス、レストラン1店舗(直営)、カフェ1店舗(テナント)、2~8階が客室(2階にコインランドリー5台を設置)。宿泊収容人数は820人。スタンダードシングル(2万720円)など、客室数は400室(シングルルーム79室/ツインルーム224室/ダブルルーム97室)を備え、全室禁煙となる(喫煙ブースあり)。宿泊収容人数は820人となる。

2018年6月6日~2018年9月30日の期間は、部屋タイプ・室数限定で最大50%以上の割引となる開業記念キャンペーンを実施する。スタンダードシングル(16平方メートル/ひとりあたり9,800円/朝食付き)とモデレートダブル・モデレートツイン(20平方メートル/ひとりあたり7,700円/朝食付き)が対象となる。

※価格は税込