マイボイスコムはこのほど、「歯の健康」に関する調査結果を明らかにした。同調査は8月1日~5日、10代~50代以上の男女1万1,234人を対象にインターネットで実施したもの。
歯の健康への関心度を調査したところ、40.9%が「まあ関心がある」、38.1%が「関心がある」と回答した。合わせると79.0%は歯の健康について関心があり、特に女性や高年代層で高い傾向にあることがわかった。
口腔内のことで気になることを聞くと、「虫歯」(38.7%)が最も多く、次いで「口臭」(31.5%)、「歯石、歯垢」(29.9%)、「歯に食べ物がはさまりやすい」(25.7%)が続いた。「歯に食べ物がはさまりやすい」「歯ぐきがやせてきた、下がってきた」は高年代層、「歯の着色」は女性20~40代、「虫歯」は女性20・30代で高くなっている。
口腔内の健康・美容のためにしていることを尋ねると、「歯科に通う」「歯磨きを丁寧にする」が4~5割で上位2位を占めた。女性では、「歯科に通う」「歯磨きを丁寧にする」が男性より高い。男性20~40代では、「何もしていない」が各3割みられた。
歯科・美容歯科などで利用したことがある口腔ケアについて尋ねたところ、「歯のクリーニング」が35.5%で最も多かった。「歯列矯正」「セラミッククラウン」「ホワイトニング」は5~6%となっている。「歯のクリーニング」は高年代層で比率が高く、「歯列矯正」は、女性20代で2割強だった。
歯科・美容歯科などで利用したい口腔ケアについて聞くと、「歯のクリーニング」(34.8%)という回答が多かった。次いで、「ホワイトニング」(15.2%)、「歯列矯正」「インプラント」(各6%)となっている。「歯のクリーニング」「ホワイトニング」は、男性よりも女性の方が9~10ポイント高かった。
口腔内のケアをするにあたり困っていることを自由回答で尋ねたところ、「歯科の治療に時間がかかるのと治療費が高い」(男性32歳)、「磨き残しのないようにできるブラシがもっと増えるとよい」(女性35歳)、「朝昼晩と、ていねいに磨いているはずなのに、なぜか虫歯ができる」(女性27歳)などの声が寄せられた。