資生堂薬品はこのほど、「冬の女性の印象」に関する意識調査の結果を明らかにした。同調査は7月5日~19日、20~30代の現在恋人がいる男女500名を対象にインターネットで実施したもの。
冬は恋人に接近する機会が増えると思うか聞くと、74%が「はい」と回答した。女性を対象に冬場に恋人といるときに気になったことがある自分の見た目の変化について尋ねると、1位は「(あれやひびわれなど)唇のトラブル」(86%)、2位は「手指のあれやひびわれ」(73%)、3位は「肌のかさつき」(64%)だった。
女性に唇をケアしておけばよかったと後悔した経験があるか尋ねたところ、67%が「ある」と答えた。
男性を対象に冬場に恋人といるときに気づいたことを尋ねたところ、1位は「(あれやひびわれなど)唇のトラブル」(53%)、2位は「手指のあれやひびわれ」(40%)、3位は「肌のかさつき」(29%)だった。
男性に「唇のトラブル」が気になるシーンについて聞くと、1位は「キスの前」(44%)、2位は「話をしているとき」(31%)、3位は「食事をしているとき」(20%)だった。
唇のトラブルについての印象を自由回答で答えてもらったところ、「彼女の唇がガサガサだった。体調が悪いのではと心配になった」(27歳)、「唇など細かな所までケアができていないと、家庭での生活もおろそかじゃないかと思ってしまう」(28歳)といった声が寄せられた。
「唇のトラブル」に気づいた際の女性の印象について聞くと、81%が「少し老けて見える」と答えた。次いで「ズボラに見える」(59%)、「キスしたくない」(58%)と続いている。また、68%が「唇のトラブルを指摘しづらい」と回答しており、唇があれているのに気づいていても、女性には直接伝えない男性が多いことがわかった。
男性に「唇のトラブル」がある状態の唇の写真とない状態の唇の写真を見てもらい、どの程度老けて見えるかを尋ねたところ、平均で「8.5歳」も老けて見えることが明らかになった。「冬でも唇が潤っている女性は素敵だと思うか」という問いには、76%が「思う」と答えている。
女性に冬にどんな唇のケアをしているのか尋ねると、91%が「リップクリームを塗る」と答えた。しかし、冬の唇のケアに対する満足度を聞いたところ、100点満点で平均「61.7点」となっており、リップクリームは使っているものの、あまり満足はできていない女性が多いことがわかった。