フィッシング対策協議会は9月19日、Appleをかたるフィッシングメールが出回っているとして注意を呼びかけた。同協会は8月30日にも、手口の違うAppleを名乗るフィッシングメールについて注意喚起している。

フィッシングメールの例(フィッシング対策協議会のWebサイトより)

フィッシングメールは、「あなたのアカウントは一時的に無効になっています」というタイトル。本文には、「お客様のアカウント情報の一部のデータが不正確または確認されていないようです」と記載されており、Apple IDを引き続き使用するにはアカウント情報の確認が必要として、フィッシングサイトへ誘導する。

フィッシングサイトの例(フィッシング対策協議会のWebサイトより)

9月19日15時30分時点で、フィッシングサイトは稼働中。同協議会では既にサイト閉鎖のための調査を依頼しているが、類似のフィッシングサイトが公開される可能性もあるため、注意を促している。また、フィッシングサイトでアカウント情報(メールアドレス、パスワード)や、クレジットカード番号などの個人情報を絶対に入力しないよう呼びかけている。