西武鉄道は29日から「多摩川線開業100周年」のイベントなどを開催する。多摩川線武蔵境~白糸台(旧北多磨)間が10月22日に開業100周年を迎えるにあたり、9月29日から12月31日まで「多摩川線開業100周年期間」とした。期間中はオリジナルヘッドマーク(シール)を付けた電車を3編成運転するほか、さまざまなイベントを実施する。

西武鉄道が「多摩川線開業100周年」のイベントなどを開催

9月29日から「記念乗車券」の販売を開始し、開業記念日の10月22日には「こども1日駅長体験」、10月29日には「記念イベント」として、武蔵境駅4番線ホームに電車を留置し、車内でのパネル展示や子ども制服撮影会などを予定している。10月29日から12月3日まで、かつて使用していた改札鋏(きょう)を利用して多摩川線全6駅を巡るラリー「改札鋏でパッチンラリー」も実施する。

さらにグループ会社である伊豆箱根鉄道も創立100周年を迎えることから、コラボレーション企画として西武鉄道101系を伊豆箱根鉄道1300系と同色にし、コラボレーションヘッドマークを付けた電車を1編成運転するという。