翔泳社はこのほど、書籍『100歳まで元気でいるための歩き方&杖の使い方』(1,200円・税別)を刊行した。

『100歳まで元気でいるための歩き方&杖の使い方』(1,200円・税別)

高齢になると筋力・運動機能の低下、病気やケガの後遺症などの影響で、これまで普通に歩行できた場所でつまずいたり、バランスを崩したりすることが増えるという。高齢者が骨折してしまうと歩行能力の回復まで時間がかかり、場合によっては寝たきりや認知症につながる可能性もあるとのこと。

「何もない場所でよくつまずく」」「歩くときにお尻が左右に揺れる」「階段を昇るのがしんどい、降りるのが怖い」「杖を使っているのに疲れる、不安定」「ひざ・腰が痛い」「視力が悪くなった」などを感じる場合は注意が必要だとしている。

また近年、杖を利用する高齢者が増えているが、危険な杖歩行をしている人が少なくないという。自分の状態に合った杖とその正しい使い方を知っておくことが大切とのこと。

同書では、高齢者とその家族が知っておきたい転倒リスクを減らす体づくりと歩き方、歩き方チェック、正しい杖の使い方、安全な歩行に欠かせない筋力維持のトレーニングなどをイラストとともに紹介。100歳まで自分の足で歩くための知恵を幅広く公開している。