ASUS JAPANは9月14日、チップセットにIntel X299を搭載し、ハイエンドCPU「Core X」シリーズに対応するE-ATXマザーボード「ROG RAMPAGE VI APEX」を日本市場向けに販売すると発表した。9月15日に発売し、店頭予想価格は税込63,000円前後。
液体窒素による極冷の低温時でもCPUが起動しやすい「LN2モード」などの機能を搭載したオーバークロック特化のマザーボード。特別な電源回路や特別なレイアウトを使用し、 より高いクロックを狙えるように最適化したという。メモリスロットは4基だが、DDR4-4133までサポート。さらに空いたスペースにはM.2用の拡張カード「DIMM.2」を装着するためのスロットを2基備える。
一般的なMOSFETよりも大幅に低いオン抵抗(低RDS)を実現した「PowlRstage IR3555 MOSFET」や、低損失のチョークコイル「MicroFine Alloy Chokes」、長寿命が特徴のコンデンサ「10K Black Metallic Capacitors」を採用。CPU用の電源コネクタを8ピン×2とすることで、オーバークロック時でも電力供給に余裕を持たせるという。
また、基板の裏面に発生する結露を検知する専用回路を搭載するほか、PCがフリーズした際に再起動させる「ReTryボタン」、CMOSをクリアせずにPCの起動が可能な「Safe Bootボタン」、一時的にクロックを下げる「Slowモード」、PCI Expressスロットをオン/オフできる「PCIe x16 Laneスイッチ」などを備える。
ソケット | LGA 2066 |
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チップセット | Intel X299 |
メモリ | DDR4 4133(OC)MHz×4(最大64GB) |
拡張スロット | PCI Express 3.0 x16×4、PCI Express 3.0 x4×1 |
ストレージ | SATA 6Gb/s×6、M.2(PCIe 3.0x4接続対応)×4 |
ネットワーク | GigabitEthernet×1、IEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth v4.2 |
サウンド | High Definition Audio |
フォームファクタ | E-ATX |
そのほか | USB 3.1 Gen2×3、USB 3.1 Gen1×10、USB 2.0×5、オーディオジャック×1など |
店頭予想価格 | 税込63,000円前後 |