三菱重工業とJR西日本広島支社は11月4・5日の2日間、地元企業による地域共生活動の一環として広島県三原市内で開催される「第14回三原浮城まつり」に合わせ、三原城築城450年を記念した共同イベントを開催する。
「第14回三原浮城まつり」は、三原市・三原商工会議所・三原観光協会や地元関係団体により構成される「瀬戸内三原 築城450年事業推進協議会」が、年間を通じて取り組んできた多様な観光振興事業のフィナーレを飾るイベント。今回の共同イベントでは、「三原浮城まつり」のメイン行事のひとつとして、公共交通システムに親しめる各種展示や体験プログラムなどを実施する。
三原駅および駅周辺では、新交通システムである高速AGTを特殊車両に積載し、およそ800mの区間で開催する「パレード」(11月5日のみ)、各種の乗り物・環境パネル展示のほか、仮設ステージを使ったイベントや、ミニ新幹線の運行も実施する。
11月5日には、三菱重工業三原製作所和田沖工場で総合交通システム検証施設「MIHARA試験センター」を活用した高速AGTの乗車体験・鉄道のお仕事体験、ミニ新幹線の運行、新幹線ダンボールクラフトの展示、飲食物の販売も行われる。