俳優の上川隆也がこのほど、テレビ朝日系主演ドラマ『遺留捜査』(きょう14日20:00~最終話)のクランクアップを迎え、「この時間が終わることが…本当に惜しいです」とあいさつした。
最後の撮影が行われたのは8月上旬に行われた、栗山千明、戸田恵子、永井大らレギュラーメンバーとの「特別捜査対策室」でのシーン。監督の「カット、OK!」の声に続き、スタッフから「オールアップです!」の掛け声が響くと、スタジオは大きな拍手に包まれた。
上川は「皆さま、本当にお疲れさまでした。暑い京都の夏を、一緒に走り抜けていただいて感謝しています。正直言いまして、連続ドラマとして戻って来ることができるとは思っていなかった『遺留捜査』が、こうして場所や設定も新たに帰って来ることができ、無事に撮影を終えることができて本当にうれしく思います」と感無量。
「僕らがひとつひとつ摘んできた収穫を、皆さんと喜び合いながら手ごたえとして感じることができました」と感謝しながら、「5月から始まった撮影があっという間で、それは何より皆さんとの時間が楽しかったからに他なりません。この時間が終わることが…本当に惜しいです」と、しみじみ語った。
今夜放送の最終話は、黒留袖を着た女が結婚式場のトイレで絞殺死体となって発見されるが、被害者は式の参列者ではなく、祝儀泥棒の前科がある女だった。糸村(上川)は、被害者のポーチの中から見つかった"衣類の素材表示タグ"に着目する。