女優の武井咲がこのほど、テレビ朝日系主演ドラマ『黒革の手帖』(きょう14日21:00~最終話)のクランクアップを迎えた。
武井は、クラブ「カルネ」のセットで撮影が終わると、スタッフから「武井咲さん、クランクアップです!」の声がかかり、ホッとしたような表情で「終わりました! みなさん、ありがとうございました!」とあいさつ。
「とにかくたくさんのプレッシャーの中、元子を演じることが最初は不安だったのですが、だんだんそれが快感に変わってきて、元子でいられる時間を大切に、貴重に過ごすことができました」と振り返り、「悪い役だけれど、みんなに愛されるキャラクターになっていればいいなと思いながら演じていましたし、私が元子の一番の味方でやってきました」と、約3カ月の撮影の中で感じていた葛藤やプレッシャーを明かした。
そして、「元子は、数々の大女優さんたちが演じてこられた役ですので、私もそのひとりになれるよう、ここがゴールではなくスタートだと思って、今後も精進していきたいと思います」と、役者としての意欲を示した。
今夜放送の最終話では、銀座での地位もすべて失い、どん底まで転落した元子(武井)が、安島富夫(江口洋介)から渡された封筒を手にもう一度、政財界のドン・長谷川庄治(伊東四朗)に会う約束を取り付ける。