東京スター銀行は9月13日、同行が提供する預金連動型住宅ローン「スターワン住宅ローン」を拡充し、日本の永住権がない外国籍の利用者向けの「(永住権未取得者向け)スターワン住宅ローン」を提供すると発表した。同商品は9月14日より提供を開始する。
スターワン住宅ローンは、2003年2月より提供している預金連動型住宅ローン。預金残高(外貨預金を含む)と同額の「住宅ローン残高」が金利負担が0%になり、預金を増やすことでローンの利息を軽減できる点が特徴。連動対象になる普通預金は、いつでも引き出せる。
今回東京スター銀行では、スターワン住宅ローンの提供内容を改定。既存のお申し込み条件に加え、日本に在住かつ、日本語の契約規定を理解できる利用希望者(配偶者または法律専門家のサポートを得て理解できる場合を含む)も、スターワン住宅ローンを契約できるようにする。契約後に永住許可を取得された際の金利優遇なども対応するという。
このほか、東京スター銀行の本店ファイナンシャル・ラウンジにおいて中国語・英語を話せる専門スタッフを常駐させるほか、Webサイトや商品説明書の中国語・英語化も対応する(申込書や契約書などは日本語の抄訳対応)。