NTTドコモは9月12日、ドコモユーザーに対して、北海道の一部地域でエリアメール(気象庁や地方公共団体の発信する緊急情報を受信できるドコモのメールサービス)を受信できなかったケースがあったと明らかにした。
北海道浦幌町(うらほろちょう)の役場から、北朝鮮のミサイル発射に関するJアラート(全国瞬時警報システム)を受信できなかったと報告を受け、発覚したという。
同社によると、全国に設置している無線設備の一部機種において、ごくまれにエリアメールを受信できなくなることがあり、この現象は全国3,672台の無線設備において確認したそうだ。
受信できない理由は、富士通製の無線設備の特定機種(BS3002形)に実装されている、エリアメール配信に関するソフトウェアに不具合があるためで、ドコモは該当する無線設備のソフト更新を9月13日早朝までに行う予定だ。