過熱化する日本のお茶ペットボトル市場。各社とも研究を重ね、趣向を凝らしたヒット商品を生み出している。今回はマイナビニュース会員514名に「最もよく飲むお茶飲料」を調査した。

あなたが最もよく飲むお茶飲料は何ですか?

Q.あなたが最もよく飲むお茶飲料は何ですか?

1位 お~いお茶
2位 伊右衛門
3位 爽健美茶
4位 生茶
5位 綾鷹

Q.それが好きなのはどうしてですか?

「お~いお茶」

・「昔から飲んでいるお茶だから安心できる」(37歳女性/埼玉県/不動産/事務・企画・経営関連)
・「定番というか、安定しておいしいと思う」(41歳男性/茨城県/その他/技能工・運輸・設備関連)
・「昔からのブランドだが、急須のお茶に近い味がする」(49歳男性/三重県/その他/その他・専業主婦等)
・「緑茶の中でも1番好きな味」(33歳女性/三重県/その他/その他・専業主婦等)

「伊右衛門」

・「抹茶が入っており、非常にバランスがとれているので」(47歳男性/静岡県/流通・チェーンストア/販売・サービス関連)
・「茶葉の甘みがあり、おいしいから」(39歳女性/千葉県/教育/公共サービス関連)
・「会社や出張先で出されることが多く、味が分かっているので安心できる」(52歳男性/兵庫県/輸送用機器/事務・企画・経営関連)
・「ほどよい苦味とペットボトルの持ちやすい形が好き」(31歳男性/愛知県/輸送用機器/販売・サービス関連)
・「後味がいいから」(25歳女性/東京都/サービス/クリエイティブ関連)

「爽健美茶」

・「香ばしくておいしい」(27歳女性/東京都/専門店/営業関連)
・「麦っぽい香りがいい」(23歳男性/大阪府/プラント・エンジニアリング/事務・企画・経営関連)
・「色んな味がして飽きない」(60歳女性/大阪府/その他/その他・専業主婦等)
・「ノンカフェインで、優しい味だから」(34歳女性/東京都/食品/事務・企画・経営関連)
・「健康にも胃腸にもよさそうな成分が含まれており、飲むと元気になりそうだから」(40歳男性/埼玉県/システムインテグレータ/IT関連技術職)

「生茶」

・「お茶の渋味と甘味の加減が丁度いい」(57歳男性/鹿児島県/医療・福祉・介護サービス/専門サービス関連)
・「静岡茶の風味に似た柔らかな味で、お茶らしい味もしっかりとしているから」(65歳男性/埼玉県/建設・土木/建築・土木関連技術職)
・「深みがある」(49歳女性/京都府/その他/その他・専業主婦等)
・「みずみずしく感じる」(45歳女性/熊本県/その他/その他・専業主婦等)
・「響きがいいから」(33歳男性/静岡県/食品/技能工・運輸・設備関連)

「綾鷹」

・「お茶の苦味がしっかり残っているから」(36歳女性/山形県/その他/事務・企画・経営関連)
・「お茶本来の濁りとうま味が味わえるから」(27歳男性/埼玉県/専門店/販売・サービス関連)
・「深い茶の香りが好き」(64歳男性/岡山県/その他/その他・専業主婦等)
・「濃い」(33歳女性/京都府/その他/その他・専業主婦等)
・「ご飯と合うから」(29歳男性/東京都/医療・福祉・介護サービス/専門サービス関連)

総評

激戦のお茶飲料ランキング、1位を制したのは「お~いお茶」だった。理由は「昔から飲んでいて馴染みがある」「定番」という声が圧倒的で、安定した根強い人気をうかがわせる。

2位には、「伊右衛門」。お茶と抹茶をブレンドしており「甘みがある」「バランスがいい」という評価が多い。ペットボトルのデザインや形状が好きというコメントも目立っていた。

次いで、「爽健美茶」が3位にランクイン。玄米やハトムギ、プーアール茶などをブレンドしており、「香ばしい風味がする」「いろんな味がして飽きない」と愛飲する人が多かった。「爽健美茶の独特の味は唯一無二」と、他のお茶飲料とは一線を画する個性も魅力のようだ。

4位の「生茶」は、ネーミングの「みずみずしいイメージ」や「深みのある味」を理由に挙げる人が多く見られる。僅差で5位の「綾鷹」は、本格的なお茶の「にごり」を前面に押し出しており、「濃い」「苦みがしっかりある」「深い」と味を評価する声が寄せられていた。

調査時期: 2017年9月1日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男女514名
調査方法: インターネットログイン式アンケート

※写真と本文は関係ありません