姉妹とともに、美しい1日を積み重ねていく日々 〜4〜

ーーお子さんの写真を日々Instagramにアップするなど、日頃からたくさんの写真を残されていますが、お子さんにとっても写真が生活の一部になっていると思います。成長するにつれて、写真との関わりはどう変化してきましたか?

相武
赤ちゃんの頃から写真が身近にあったせいか、近頃では長女は、撮られたがったり、撮られたがらなかったりと、自分の意思が出てきました。撮られたがらないときは無理強いせず、カメラを置いて遊びます。撮られたいときは、長女のほうからポーズをしてみたり、バレエのようにくるくるとダンスしたりして撮られることを楽しんでいるようです。次女は長女が撮られている姿を見て、写真に入ろうとしたり、同じように撮ってほしがります。撮られるのが好きですね。とにかく長女のしていることを真似するので、長女がカメラを構えていたら次女も近くにある石とかを持って、カメラのようにお顔の前で構えます(笑)。一年前のことなのですが、ひな祭りの日に、私がいつものようにひな人形の前で姉妹の写真を撮ろうとすると、長女は大きなポラロイドを手にし、次女は高杯をカメラに見立てたようにしてお互いに構えた様子がかわいくて、一年たっても忘れられません!!

ーーかわいいカメラマンですね!撮られ続けていると、今度は“撮る”ということにも興味が出てくるみたいですね。

相武
そうみたいです。特に長女は一年前から始めたチェキもお気に入りで、私の写真もよく撮ってくれるのですが、そのチェキ写真にシールを貼ってくれたり、余白に『すき』などと、メッセージも書いてくれたりするんですよ。

ーー写真にラブレターなんて、宝物ですね!

相武
こんなことができるようになったんだなと、成長を感じます。成長といえば、毎年夏になると扇風機の前で「わーれーわーれーはー」と声を出して遊んでいるのですが(笑)、特別なイベントではなくても、このように毎年やることを毎年同じようにも撮ってます。それだけでも体の大きさの変化や表情の変化、環境の変化がわかって面白いです。