ニューヨークの家庭用品ブランド・OXO(オクソー)は、38段階にコーヒー粉の粗さを調整して挽けるグラインダー(コーヒーミル)と、40度から100度まで好みの温度設定が可能なグースネックケトルを発表した。発売は9月中。価格はグラインダーが30,000円(税別)、グースネックケトルが20,000円(税別)。

左がバリスタブレイン、右がドリップケトル

グラインダーは、全38段階から豆の粗さを選べる。豆を均一なサイズに挽けるよう、丈夫なステンレス製の刃を使用。刃は取り外して手入れすることも可能だ。刃を動かすモーターは、低速でも力強く回るDCモーターを使用。過度な熱を加えず、コーヒーの風味を保つ。

スケール付きのグラインダー

ステンレス製の刃

内蔵スケールを搭載し、豆を1g単位で挽くことが可能だ。グラムモード、カップモードのほか、ポルタフィルターに直接豆を挽けるマニュアルモードの3モードを搭載。

内蔵スケールを搭載、1g単位で調整できる

豆を紫外線から守るUVブロックが施された豆ホッパーには、約450gのコーヒー豆が入り、取り外す際は底面のトラップドアが作動するため中の豆がこぼれ落ちることがない。本体サイズはW13.6×H36.3×D23cm、重量は約2.35kgとなっている。

取り外す際は底面のトラップドアが作動する

ドリップケトルは、注ぐ際の湯量をコントロールしやすいよう注ぎ口が細いグースネック形状となっている。40度から100度まで好みの温度を設定でき、設定温度に到達してから30分間は保温、その後ビープ音が鳴って自動で電源が切れる。最長10分まで時間を計れるカウントアップタイマー機能もついている。容量は1.0L。本体サイズは約W28.7×H20.7×D23cmで、重量は約1.1kgだ。

ドリップケトル

好みの温度を1度単位で設定できる