ケンコー・トキナーは9月8日、ミラーを使用した反射光学系のカメラ用交換レンズ「ミラーレンズ 400mm F8 N II」を発表した。一眼レフ用とミラーレス用、合わせて計9種類のマウントに対応した製品をラインナップする。9月15日より発売し、価格はオープン、推定市場価格は22,000円前後(税別)。
焦点距離400mmの反射光学系採用の望遠レンズ。先代モデルの光学系を踏襲し、ミラーレンズの構造上問題となる内面反射への対策を施している。
マウントにはTマウントを採用。Tマウントの交換により、他のマウントへの変換に対応する。変換用マウントは、ニコンF / キヤノンEF / ソニーA / ペンタックスK / ニコン1 / マイクロフォーサーズ / ソニーE / 富士フイルムX / キヤノンMの9種類を用意する。
電子接点はなく、ピントはマニュアルフォーカスのみ。露出は絞り優先、またはマニュアルのみ対応となる。その他の仕様は以下の通り。
- 焦点距離: 400mm
- レンズ構成: 2群6枚
- 明るさ: F8(固定)
- 最短撮影距離: 1.15m
- 最大撮影倍率: 1:2,5
- フィルター径: 前側 67mm、マウント側 30.5mm
- 最大径: 74mm
- 全長: 一眼レフ用 82mm、ミラーレス用 112mm
- 重量: キヤノンEF 500g、ソニーE 545g