日本AMDは9月7日、同社のハイエンドデスクトップ向けCPU「Ryzen Threadripper」を旧価格(値下げ前)に購入したユーザーに、クオカードを提供すると発表した。「Ryzen Threadripper 1950X」1個に対して18,000円分、「Ryzen Threadripper 1920X」1個に対して13,000円分のクオカードを送るという。
Ryzen ThreadRipperは、"Zen"アーキテクチャベースのCPUで、最大16コア/32スレッドを備えるハイエンドデスクトップ向けの製品。8月11日に日本国内で販売を開始した。発売当初の価格は、16コアモデル「Ryzen Threadripper 1950X」が税別145,800円、12コアモデル「Ryzen Threadripper 1920X」が税別115,800円で、北米の参考価格から考えると割高感のある値付けだった。
その後、2週間足らずで値下げ。「Ryzen Threadripper 1950X」は17,800円引きの税別128,000円、「Ryzen Threadripper 1920X」は13,000円引きの税別102,800円となった。今回のクオカード提供はこの差額に対する返金対応といえる。
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該当となるのは、「Ryzen Threadripper 1950X」が税別145,800円付近、12コアモデル「Ryzen Threadripper 1920X」が税別115,800円付近で購入したユーザーで、郵便番号、住所、氏名、日中連絡が取れる電話番号、返信可能なメールアドレス、レシート写真など購入したことを証明できるものを添付し、AMD事務局(amd-tr@tanoeru.co.jp)宛にメールで申し込みを行う。
受付期間は2017年9月8日から2017年9月25日まで。受付期間終了後、購入証明が確認されたユーザーへクオカードを発送するという。
日本AMDは「ご購入いただいたユーザーの方々に大変な混乱を招き、ご迷惑をおかけしたことを改めてお詫び申し上げます」と謝罪。また、「今後はこのようなことが無いよう細心の注意を払い、ユーザーの方々へ魅力ある製品をお届けできるよう努力して参ります」としている。