民放テレビキー局の10月改編が7日に出そろい、あす8日にジャニーズ事務所を退所する元SMAPの稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾のレギュラー番組4本のうち、3本が継続することが決まった。

テレビ朝日(左上)、フジテレビ(左下)、TBS

現在、稲垣はTBS系『ゴロウ・デラックス』(毎週木曜24:58~)、草なぎはテレビ朝日系『ぷっすま』(毎週金曜24:50~)、香取はフジテレビ系『おじゃMAP!!』(毎週水曜19:00~)とテレ朝系『SmaSTATION!!』(毎週土曜23:05~)に出演中。このうち、終了するのは『SmaSTATION!!』(スマステ)のみとなった。

テレ朝の赤津一彦編成部長は7日の改編説明会で、改編の判断については「(事務所からの独立とは関係なく)個々の番組で総合的に検討した結果」と強調。

続けて『スマステ』に対して、「香取さんには2001年に放送が始まって以来、テレビ朝日の土曜日の夜をずっと支えていただきましたので、大変感謝しております」とコメントし、継続する『ぷっすま』については「今年の10月で20年目を迎える。ユースケ・サンタマリアさんと草なぎさんの軽妙で独特なゆるさで、弊社の深夜バラエティを長く支えていただいている番組だと思います」と述べた。

また、TBS編成部企画総括の石丸彰彦氏は、先月30日の説明会で、『ゴロウ・デラックス』の継続について、「良質な番組なので引き続き編成した。本当にいい番組だと思っています」と経緯を説明。今月4日のフジテレビの説明会では『おじゃMAP!!』継続について記者からの質問がなかったことから、特にコメントはなかった。

なお現在、いずれの番組も、ジャニーズ事務所が「企画協力」や「協力」としてクレジットされているが、退所に伴って外れる見通しだ。