ASUS JAPANは6日、ゲーミングブランド「ROG」シリーズの最新モデル15.6型ゲーミングノートPC「ROG ZEPHYRUS GX501VS」を発表した。9月下旬より発売する。価格はオープンで、店頭予想価格は269,800円前後(税別)。
極薄設計の15.6型ゲーミングPC。きょう体が17.9mmと薄く、ゲーミングPCながら重量も約2.2kgに抑えられている。NVIDIAの「Max-Q」デザインを採用し、動作クロックを調節することで薄型筐体でもグラフィックスにNVIDIA GeForce GTX 1070を搭載することができる。
CPUにはIntel Core i7-7700HQを搭載し、冷却システムには「Active Aerodynamic System」を採用。天板を開くと本体後方底面が持ち上げられ通気孔が顔を出す構造になっており、キーボードと液晶ディスプレイの間には吸気メッシュプレートを大きく配置。加えて専用設計のヒートパイプ / 0.1mm厚の放熱フィン / 液晶ポリマー素材のファンブレードを使うことで、従来もでるよりも約32%エアフローが向上。温度も約20%低下する。
ディスプレイは15.6型の非光沢(ノングレア)IPS液晶パネルを採用。解像度は1,920×1,080ドットで、リフレッシュレート120Hzに対応。NVIDIA G-SYNCにも対応し、滑らかな画面表示を可能としている。
キーボードは人間工学に基づいて設計されており、標準で付属するパームレストを装着することで快適な使い心地を提供する。キーボードにはバックライトも装備されており、暗がりでのタイピングをサポート。色や光り方も自在に変更できるASUS Auraに対応する。30キーの同時押しも可能。タッチパッドをテンキーに切り替える機能も搭載する。
ゲーミングソフトとして「ROG Gaming Center」も利用可能。スマートフォンから操作でき、プロファイルを3種類まで保存し、必要な時にいつでも呼び出せる。その他にも、プリセットされた画質モードの調整 / メモリ解放 / ファンスピードの調整 / タッチパッドとWinキーのオン/オフなどが行える。
音響面は、本体底面の左右に配置された2W+2Wスピーカーとスマートアンプの採用により、8Wスピーカーと同等のサウンドを出力する。音質を細かくカスタマイズできる「Sonic Studio II」にも対応。
主な仕様は、CPUがIntel Core i7-7700HQ(2.80GHz)、チップセットがIntel HM175、メモリがDDR4-2400 16GB、ストレージが512GB NVMe SSD、NVIDIA GeForce GTX 1070 Max-Q(8GB)。光学ドライブは搭載しない。OSはWindows 10 Home 64bit。
通信機能はGigabit Ethernet対応有線LAN×1、IEEE802.11ac/a/n/b/g/n無線LAN、Bluetooth 4.2。インタフェース類はThunderbolt×1(USB Type-C)、USB 3.0×4、HDMI×1、92万画素Webカメラなど。バッテリ駆動時間は約2.3時間。本体サイズはW379×D262×H16.9~17.9mm、重量は約2.2kg。