レノボ・ジャパンは9月5日、狭額ベゼルを採用するコンバーチブルPCとして、13.9型フラッグシップモデル「Lenovo YOGA 920」と、12.5型メインストリームモデル「Lenovo YOGA 720」を発売した。直販価格は101,000円から(税別)。独ベルリンで開催の「IFA2017」で披露した製品で、間髪入れず日本でも発売となった。

Lenovo YOGA 920

Lenovo YOGA 920は、液晶が360度回転する13.9型コンバーチブルPCのフラッグシップモデル。ブロンズとプラチナの2色を用意する。直販価格は183,000円から(税別)。

ブロンズ

プラチナ

ウォッチバンドヒンジを採用し、きょう体をアルミ製としたことで、前モデルよりも薄く軽くなっている。ディスプレイは10点マルチタッチ対応のIPS液晶で、表面はゴリラガラスで保護。上位モデルには3,840×2,160ドットの4K液晶モデルも用意されている(下位モデルは1,920×1,080ドット)。狭額ベゼル設計となっており、エッジ部分は指がかかりやすい処理が施され液晶を開きやすい。

ブロンズ

プラチナ

上位モデルは、CPUに第8世代Intel Core i7-8550U(1.8GHz)を、ストレージに512GB NVMe M.2 SSDを搭載する。

下位モデルの主な仕様は、CPUがIntel Core i5-8250U(1.6GHz)、メモリがPC4-19200 DDR4 16GB、ストレージが256GB NVMe M.2 SSD、グラフィックスがIntel UHD Graphics 620(CPU内蔵)。OSはWindows 10 Home 64bit。

インタフェースは、IEEE802.11ac対応無線LAN、Bluetooth 4.1、USB 3.1 Type-C×2(Thunderbolt 3対応)、USB 3.0×1など。バッテリ駆動時間は約10.3~14.6時間。本体サイズは約W323×D223.5×H13.95mm、重量は約1.37kg。4,096階調の筆圧ペン「Bluetooth Active Pen」が付属する。

Lenovo YOGA 720

「Lenovo YOGA 720」は、従来モデルと同等のきょう体ながら、狭額ベゼルによりディスプレイサイズを12.5型に大型化したメインストリームモデル。直販価格は101,000円から(税別)。

Lenovo YOGA 720

液晶ディスプレイは360度の回転が可能で、本体は約1.18kgと軽量。ディスプレイは10点マルチタッチ対応のIPS液晶で、解像度は1,920×1,080ドットとなっている。Harman製のステレオスピーカーを内蔵するほか、Windows Hello対応の指紋センサーを装備する。

上位モデルはCPUが第7世代Intel Core i5-7200U(2.5GHz)、メモリがPC4-17000 DDR4 8GB、ストレージが256GB M.2 SSD。

下位モデルの主な仕様は、CPUがIntel Core i3-7100U(2.4GHz)、メモリがPC4-17000 DDR4 4GB、ストレージが128GB M.2 SSD、グラフィックスがIntel HD Graphics 620(CPU内蔵)。OSはWindows 10 Home 64bit。

インタフェースは、IEEE802.11ac対応無線LAN、Bluetooth 4.1、USB 3.0 Type-C×1(DisplayPort出力対応)、USB 3.0×1など。バッテリ駆動時間は約8.4~8.6時間。本体サイズは約W293×D203.4×H15.75mm、重量は約1.18kg。アクティブペンも付属する。