ファーストロジックは9月5日、同社が運営する不動産投資サイト『楽待』における「投資用 市場動向データ 最新版2017年8月期分」の調査結果を発表した。それによると、新規掲載された投資用一棟物件の表面利回りは前月からほぼ横ばいとなった。
物件価格は一棟アパートで下落、一棟マンションで上昇
投資用一棟アパートについてみると、新規掲載物件の表面利回りは前月比0.3ポイント上昇の9.54%、問い合わせ物件の表面利回りは同0.1ポイント下落の10.97%。新規掲載物件の価格は同790万円下落の6,224万円、問合せ物件の価格は同177万円上昇の5,965万円となった。
投資用一棟マンションについては、新規掲載物件の表面利回りは同0.07ポイント上昇の7.91%、問合せ物件の表面利回りは同0.09ポイント上昇の9.19%。新規掲載物件の価格は同3,767万円上昇の2億3,449万円、問合せ物件の価格は同2,205万円上昇の1億9,923万円となった。
投資用区分マンションについては、新規掲載物件の表面利回りは同0.14ポイント下落の7.75%、問合せ物件の表面利回りは同0.36ポイント上昇の10.68%。新規掲載物件の価格は同99万円下落の1,473万円、問合せ物件の価格は同77万円下落の1,158万円となった。
調査期間は2017年8月1~31日。対象は期間中、『楽待』に新規掲載された物件および問い合わせのあった物件(全国)。