ファーストロジックが運営する不動産投資サイト『楽待』における「投資用 市場動向データ 最新版2017年7月期分」(8月4日発表)の調査結果によると、投資用一棟アパートの価格が3カ月ぶりに上昇したという。
投資用一棟アパート、3カ月ぶり上昇
同調査は2017年7月1~31日に、『楽待』に新規掲載された全国の物件および問合せのあった物件が対象。まず、投資用一棟アパートについてみると、新規掲載物件の表面利回りは前月比0.13ポイント低下の9.24%、問合せ物件は同0.04ポイント上昇の11.07%。新規掲載物件の価格は同272万円上昇の7,014万円と3カ月ぶりに上昇した一方、問合せ物件は同228万円低下の5,788万円と2カ月連続で下落した。
投資用一棟マンションについては、新規掲載物件の表面利回りは同0.03ポイント上昇の7.84%、問合せ物件は同0.44ポイント上昇の9.10%。新規掲載物件の価格は同1,459万円低下の1億9,682万円と2カ月連続の下落、問合せ物件も同1,848万円低下の1億7,718万円と5カ月ぶりに下落した。
投資用区分マンションについては、新規掲載物件の表面利回りは同0.07ポイント上昇の7.89%、問合せ物件は同0.24ポイント低下の10.32%。新規掲載物件の価格は同29万円上昇の1,572万円と4カ月連続の上昇、問合せ物件も同120万円上昇の1,235万円と4カ月ぶりに上昇した。