ソニーは5日、「h.ear」シリーズのヘッドホンやイヤホンなど5モデルを発表した。いずれも10月7日より発売する。価格はオープンで、推定市場価格は10,000円より(税別)。カラーバリエーションは、ムーンリットブルー / ペールゴールド / グレイッシュブラック / トワイライトレッド / ホライズングリーンの5色で、同時発表の「ウォークマン A40」と共通している。
h.ear on 2 Wireless NC(型番:WH-H900N)
h.ear on 2 Wireless NC(WH-H900N)は、密閉ダイナミック型のオーバーイヤーヘッドホン。価格はオープンで、推定市場価格は33,000円前後(税別)。
40mmのドーム型ドライバーユニットを採用するBluetooth対応モデルで、コーデックはSBC / AAC / aptXのほか、aptX HDやLDACにも対応。ワイヤレスでもハイレゾ相当の高音質を再生するという。また「DSEE HX」にも対応しており、圧縮音源のアップスケーリングも可能だ。
右ハウジングにはタッチセンサーコントロールパネルを装備し、指で触れたりなぞったりすることで再生 / 停止 / 曲送り / 曲戻し / 音量調整の操作が可能。外音取り込み機能として、音楽を聴きながら周囲の音も聞ける「アンビエントサウンドモード(ノーマルモードのみ)」と、右ハウジングに手を添えると一時的に音楽のボリュームを下げる「クイックアテンションモード」も備える。ノイズキャンセリング機能も搭載する。
NFCに対応し、スマートフォン用アプリ「Sony | Headphones Connect」を使うことでサラウンドモードやイコライザーの調整が行える。SiriやGoogle Nowなどの音声アシスタントの起動も可能。
連続再生時間は約28時間で、クイック充電機能により10分の充電で65分の再生が行える。付属のヘッドホンケーブルを使うことで有線接続でも運用可能。付属品はキャリングポーチ、1.5mのヘッドホンケーブル。重量は約290g。
h.ear on 2 Mini Wireless(型番:WH-H800)
h.ear on 2 Mini Wireless(WH-H800)は、密閉ダイナミック型のオンイヤーヘッドホンで、頭の小さな人もスタイリッシュかつ快適に装着できるよう開発された。推定市場価格は23,000円前後(税別)。
h.ear on 2 Wireless NC(WH-H900N)に採用するタッチセンサーコントロールパネルは省略し、物理ボタンを装備。また、ノイズキャンセリング機能と外音取り込み機能も搭載していない。
連続再生時間は約24時間で、クイック充電機能により10分の充電で90分の再生が可能。付属のヘッドホンケーブルを使うことで有線接続でも使用できる。付属品はキャリングポーチ、1.5mのヘッドホンケーブル。重量は約180g。
h.ear in 2 Wireless(型番:WH-H700)
h.ear in 2 Wireless(WH-H700)は、ネックバンドタイプのBluetoothイヤホン。推定市場価格は21,000円前後(税別)。9mmのドーム型ドライバーユニットを採用するワイヤレスモデルで、首回りにフィットする形状を採用。マグネットクリップによりケーブルマネジメントにも優れる。また、バイブレーション機能を搭載し、スマートフォンの着信通知に対応する。
連続再生時間は約8時間で、充電時間は約2.5時間。付属品はキャリングポーチ、ハイブリッドイヤーピース(SS/S/M/L)×2個、マグネットクリップなど。重量は約40g。
h.ear on 2(型番:MDR-H600A)
h.ear on 2(MDR-H600A)は、密閉ダイナミック型のオーバーイヤーヘッドホン。価格はオープンで、推定市場価格は20,000円前後(税別)。40mmのドーム型ドライバーユニットを採用する有線モデルで、ハイレゾ音源にも対応する。
有線モデルのため、ワイヤレス関連の機能は省略されており、ノイズキャンセリング機能や外音取り込み機能も非搭載。キャリングポーチ、1.2mのヘッドホンケーブル、リモコンマイク付きのヘッドホンケーブルが付属する。重量は約220g。
h.ear in 2(型番:MDR-H500A)
h.ear in 2(MDR-H500A)は、密閉ダイナミック式を採用するイヤホン。価格はオープンで、推定市場価格は10,000円前後(税別)。9mmのドーム型ドライバーユニットを採用する有線モデルで、ハイレゾ再生にも対応する。キャリングポーチ、ハイブリッドイヤーピース(SS/S/M/L)×2個が付属。重量は約5g。