NTTドコモは9月4日から、同社が取り扱う通信サービス「PREMIUM 4G」の最大受信速度を682Mbpsから788Mbpsへと高速化し、東名阪一部エリアにて提供する。またそれ以外の地域でも、最大受信速度が632Mbpsから738Mbpsとなる。上り速度は変わらず、最大50Mbpsのまま。
PREMIUM 4Gでは、一度に運ぶ情報量を64QAMから256QAMに増加。新たな周波数帯域3.5GHz帯も導入している。これに、2017年3月に取り入れた4×4MIMO技術(基地局、端末ともに2本だったアンテナを4本に倍増するもの)を組み合わせた。また、伝送効率も向上させることで受信時最大788Mbpsを実現させた。
受信実行速度は97Mbpsから162Mbps。対応機種は「Xperia XZ Premium SO-04J」「Galaxy S8+ SC-03J」「AQUOS R SH-03J」「Wi-Fi STATION N-01J」で、端末はソフトウェア更新によって788Mbpsに対応する。