ワイドショー、週刊誌、スポーツ新聞などで報道された芸能ニュースをコラムニストの木村隆志が、「芸能界のしがらみ無視」で厳選紹介! 芸能人の熱愛・破局・スキャンダル・事件……これさえ見れば、一週間の芸能ニュースをサクッとつかめる。
■5位:ますだおかだ・岡田圭右が妻と別居半年。子どものために即離婚は否定
自身の仕事は絶好調で、娘・岡田結実(17)もバラエティ番組に引っ張りだこ、息子・岡田隆之介(19)も大手芸能事務所に所属するなど、すっかり芸能一家としてのイメージが定着した、ますだおかだ・岡田圭右(48)。しかし、『女性自身』が「妻・岡田祐佳(45)と別居していて離婚危機にある」と報じた。
祐佳は1995年に岡田と結婚するまでは芸人として活動していた過去があり、結実のブレークで母娘共演のオファーが増えたことから、今年1月に芸能界復帰。どうやらこれが良くなかったようだ。
同誌はベイエリアの高級マンションで別居生活中の岡田を直撃。「ワオッ! バレましたか! ……あの……なんで、バレてしまったんでしょうか」と別居を認め、その理由を「これは、夫婦間のややこしい話なんですよ。子どもも大きくなって、お互いにこれまでの人生を振り返り、それぞれ自分の人生や老後のことを考えたときに、温度差がありました」と率直に話した。
さらに、「子どもたちが大きくなるにつれ、ケンカの種類が変わってきました。娘も息子も芸能界に入っているので、子どもたちの前でそんな夫婦ゲンカを見せるわけにはいきません」とコメント。家を出た理由としても、即離婚しない理由としても、理にかなっている。
ただ注目すべきはケンカの内容。「(妻が芸能界復帰した)そのことで話し合いがエキサイトしてケンカになってしまうんですよね。今後の人生の考え方で、夫婦に摩擦が生じたのだと思います」と結婚22年での変化を挙げたが、やはり復帰が引き金となったのだろう。しかし、現段階では、芸能人としての祐佳に「岡田の妻」「結実の母」以外の強みがないだけに、円満決着の可能性もないとは言えない。
■4位:ハワイ旅行にごひいき筋のプッシュ。海老蔵と麻耶、再婚の確率は?
はっきり言って不謹慎。しかし、それが週刊誌であり、芸能界に生きる人々の常か。『女性セブン』が市川海老蔵(39)と小林麻耶(38)の関係を報じた。
8月25日夕方、海老蔵と子どもたちが姿を見せたのは、羽田空港の到着ゲート。夏休みとして18日から8日間のハワイ旅行をしていたのだ。子どもたちにとっては初めての海外旅行であり、海老蔵はそこに麻耶や義母も招いていたという。実際、麻耶のブログにはイルカと遊ぶ子どもたちの姿が掲載されていた。
同誌はその他にも、長女と私立小学校のオープンスクールに参加したり、バレエスクールの発表会に訪れたり、子どもたちの"ママ友"と親しげに振る舞う麻耶の姿を目撃している。子どもたちにとっては「母親を失った上に、麻耶も家にいなくなってしまったら……」という喪失感は大きい。それだけに麻耶は闘病中と変わらない生活を続けているようだ。
海老蔵のごひいき筋からは、「親子が歌舞伎役者の道に集中してもらうためには、"梨園の妻"の仕事を知っている麻耶が再婚相手として一番いい」という声も……それどころか、「おかみさんをこなせる器、子育て、パートナー。こんなに合う人はいない。再婚確率は5分以上あるのではないか」とまで書かれていた。
本人たちも、こうした噂が出ていることに気づいていないはずがない。麻耶のブログに海老蔵が登場しないのは、どんな理由があるのだろうか。
■3位:市川紗椰とフジ野島卓アナが20歳差の『ユアタイム』半同棲!
『FLASH』が20歳差の熱愛スクープ。主役の2人は、深夜の報道番組『ユアタイム』で共演中の市川紗椰(30)とフジテレビ・野島卓アナ(50)だった。
深夜1時、お台場を2人が乗った白のベンツカブリオレが走り抜ける。野島アナの自宅マンションに向かっていたのだが、「市川の自宅へ荷物を取りに立ち寄ってから」の日もあるという。さらに、市川が合い鍵で部屋に入ったり、野島アナが市川の愛犬を散歩したり……つまり市川は、一週間のほとんどを野島アナの自宅で過ごしているらしい。
2人が親密になったきっかけは、野島アナが市川の原稿読みをサポートしたから。何ともほほえましいと思いきや、野島アナは「バツ1」とも「バツ2」とも噂されるほか、先輩アナと番組スタッフとの2股交際という過去を持つ。誠実そうなルックスとは裏腹に、何だか危険なムードの男性なのだ。
しかし、『週刊文春』は、「本命は芸能関係の裏方仕事をしている年上男性。その存在は野島アナも織り込み済み」という市川の知人談を掲載。さらなる波乱はあるのか。番組は9月で終了するが、今後も「2人の『ユアタイム』は続行中」なんて見出しの記事が見られるかもしれない。
■2位:新木優子『幸福の科学』信者であることが判明
現在、月9ドラマ『コード・ブルー』に出演するなど、連ドラのオファーが絶えない女優・新木優子(23)が、『幸福の科学』の信者であることが判明した。
『週刊新潮』によると、大川隆法総裁が他人になり切って話す"霊言"を公開し、その中に新木のものがあったという。そこで新木にふんした大川総裁は、「数年、10年後には合流したいなという気持ちは持っているんですけど、今は本当にいっぱい仕事が入っていてこなしていかなくてはいけない」「事務所にはカミングアウトしています。信仰して二十何年なので今すぐ役に立たないからって、どうか見捨てないでください」「もうちょっとお時間を頂ければ、何とか幸福の科学の翼で一つになれたらと思っています」と語っていたのだ。言わば、信者であることを教団がカミングアウトしてしまったのである。
清水富美加(22)の騒動からわずか半年しか過ぎていないため、業界内は騒然。しかも清水は所属事務所を辞めて教団運営の芸能事務所に入ったほか、8月2日に東京ドームでのイベントでお披露目されたばかり。「清水の反響が大きかったから、芸能部門に力を入れる広報戦略に切り替えたのか」という声も聞こえてくる。
ただ、新木の所属事務所社長は同誌に「新木のほうから信者だと打ち明けてきました」とコメント。清水の騒動を受けて、新木と親、所属部門責任者の3者で話し合いが持たれ、「出家だとか事務所には迷惑をかけないので仕事は続けたい」という話で決着したというのだ。
しかし、気になるのは、霊言によるカミングアウトが知らされていなかったこと。教団はその理由を「新木さんの守護霊自らが総裁のもとを訪ねてきた」と言っているが、スタッフやスポンサーへの対応に追われる事務所としてはたまったものではないだろう。
そして、大川総裁からの霊言を降ろされた信者は、望外の名誉を感じるというだけに、しばらくは新木の動向にも注目が集まるはず。ともあれ、特定宗教のイメージがついた以上、CMや企業イベントには出演しづらくなってしまった。
■1位:武井咲とTAKAHIROが電撃婚! 恋愛禁止どころか、春にはママに
9月1日夕方、驚きの電撃結婚が飛び込んできた。同日、EXILEのボーカル・TAKAHIRO(32)と武井咲(23)が入籍したという。さらに衝撃的なのは、「武井が妊娠していて来年春にはママになる」こと。つまり、"でき婚"ということらしい。
2人の出会いは2014年放送のドラマ『戦力外捜査官』。翌年放送のスペシャル版で再会した際に急接近し、2015年4月には武井の自宅マンションを訪れるTAKAHIROの姿が報道されていた。
しかし当時、双方の事務所は交際を全面否定。交際も終わったか……と思われていたが、その後もファンの間では「武井が誕生日に左手薬指へ指輪をはめていた」という話や、TAKAHIROのマンションに武井が通う姿が報道されるなど、交際続行説は根強かった。
しかし、武井は所属事務所・オスカープロモーションの「25歳まで恋愛禁止」とされるルール破ったのだろうか。もしそうだとしても、子どもを授かった上でのおめでたい結婚だけに、TAKAHIROのファン以外からは非難されないだろう。
さらに武井は、現在放送中のドラマ『黒革の手帖』で主演を務めているが、妊婦として銀座のママを演じていたのだろうか。女優としてはいい意味でとんでもない悪女なのかもしれない。
□おまけの1本「白戸家の長男・ダンテの不倫発覚。相手女性は妊娠中」
ソフトバンクCMでおなじみの「白戸家の長男」ことアメリカ人タレントのダンテ・カーヴァー(40)が、まさかのゲス不倫。ダンテには、元モデルの日本人妻(30)と、長女(5)、長男(3)がいるが、昨年知り合った20代女性と不倫し、さらに妊娠中という。
『女性自身』は「ダンテには1年以上前から愛人がいた。相手はスポーツウェアショップでアルバイトをしている20代後半女性」と指摘。すでに家を出て女性と同棲しているほか、女性は11月に出産予定というから驚いてしまう。しかもダンテは妻と協議離婚を進めている最中にも関わらず、「すでに離婚した」とウソをついていたらしい。
そんな私生活を受けてか、ダンテはデビューから12年間所属した事務所を今年3月で事実上のクビになったという。新事務所は「すでに夫婦関係は破たんしていたため、不貞行為にはみなされない」と報道を否定したが、今回の報道でただでさえ減っていたオファーは完全消滅しかねない。ダンテは「予想外デス」という"一発芸"を持っているが、もはや笑いは取れないだろう。
■プロフィール
木村隆志
コラムニスト、芸能・テレビ解説者、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブに毎月20~30本のコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴2000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。