フィッシング対策協議会は8月30日、Appleをかたるフィッシングメールが出回っているとして注意を呼びかけた。同協会は8月24日にも、手口の違うAppleを名乗るフィッシングメールについて注意喚起している。

フィッシングメールの例(フィッシング対策協議会Webサイトより)

フィッシングメールは、「Apple からの領収書です」というタイトル。メール本文は「以下のサブスクリプションをご購入いただきありがとうございます」から始まり、サブスクリプション名や注文番号、受領日、注文総額が記載されている。購入をキャンセルするためのURLからフィッシングサイトへ誘導し、アカウント情報の入力を促す。

8月30日16時30分時点で、フィッシングサイトは稼働中。同協議会では既にサイト閉鎖のための調査を依頼しているが、類似のフィッシングサイトが公開される可能性もあるため注意を促している。また、フィッシングサイトでアカウント情報(メールアドレス、パスワード)や、クレジットカード番号などの個人情報を絶対に入力しないよう呼びかけている。