女優の木村多江が、10月5日スタートの読売テレビ・日本テレビ系ドラマ『ブラックリベンジ』(毎週木曜23:59~)で、民放の連続ドラマに初主演することが30日、明らかになった。
このドラマは、スキャンダルを追う週刊誌の世界が舞台。かつて夫をスキャンダルによって死に追いやられた過去を持つ敏腕記者・沙織(木村)が、世の中の裏に巣くうスキャンダルに迫り、夫を陥れた人間を次々と追い詰めていく痛快な復讐(ふくしゅう)劇だ。
幸の薄そうな女性のイメージが強いが、今作では"カッコいい悪女"ぶりを見せることになる木村は「怒りを内包する役はあるけれど、怒りをあらわにする役はあまりないので、『私には、新たな挑戦だ』と思いました」とコメント。
台本を読んで「ケンカのシーンなど、赤裸々なセリフの激しさにびっくりし、人間の怖さを感じるドキドキする」と感想を語り、"骨の髄まで炎上しなさい"という決めゼリフを「ぜひまねして、楽しんでいただきたいです」と呼びかけた。
今作は、不倫議員、ハニートラップ、罵倒音声など、まさに今世間を騒がせているスキャンダルのエッセンスを積極的に採り入れ、リアルに描写するため、元週刊文春のエース記者として知られるジャーナリスト・中村竜太郎氏が監修。共演には、佐藤二朗、平山浩行、堀井新太、岡野真也、中村映里子、鈴木砂羽といったキャスト陣が、くせ者を演じていく。
読売テレビの福田浩之プロデューサーは「スキャンダル続発の今だからこそ見せられる、登場人物全員ゲスなジェットコースター復讐ドラマを、ぜひ、お楽しみください」とアピールしている。