西野七瀬、主演映画難シーンも「やりたい」直訴! 足の皮がめくれそうな苦労

映画『あさひなぐ』(8月28日公開)の完成披露上映会イベントが28日に都内で行われ、アイドルグループ・乃木坂46の西野七瀬、桜井玲香、松村沙友理、白石麻衣、伊藤万理華、生田絵梨花、女優の富田望生、英勉監督が登場した。

同作はこざき亜衣による同名コミックを実写化。高校生・東島旭(西野)が強い女性になるため、薙刀部に入部し、周囲の人間とともに練習に励んでいく。5月には乃木坂46の別メンバーで同作の舞台化も行われていた。

出演メンバーはなぎなたに挑戦することになったが、主演の西野は「年明けくらいから稽古始めて、撮影期間中も並行してやってたんですけど、重くて扱うの大変やったし、足の裏の皮がめくれそうになったりとか、腕が筋肉痛とか」と苦労を振り返った。

また、西野から憧れられる先輩で「とにかくなぎなたが強くなきゃいけない」役どころだった白石は、「初日から先生から、『特別に厳しくビシバシ行くからね』って言われて、心が折れそうになった」と苦笑。しかし「やってくと楽しいし、できてくると嬉しくて、苦ではなかったです。楽しさの方が強かったです」と頼もしい姿を見せた。

ライバル校のエース役の生田は、映画では役の背景が描かれないことから「怖いとか強いとかそういうイメージだけになると勿体ないねと監督と話して」と明かし、「子供らしい素直さからくるふてぶてしさだったりかわいらしさを、映画ならではのシーンで表しました」と役作りを語る。試合のシーンについても「頭で暗記して、それから行動に移すという、本当にずっと勉強をしているような気分でした」と表した。

「なぎなたのシーンにキャラクターが乗っているから、吹き替えはできなかった」という英監督だが、西野は自らなぎなたのシーンをやりたいと直訴していたという。西野は「練習しているうちに、『これは吹き替えかもしれないけど自分でやりたい』と思って意を決して言いに行ったんですよ」と振り返り、「『監督、明日自分でやりたいんです』って言ったら『そのつもりです』って言われて『あ、ああ～』となって」と笑顔に。少し肩透かしとはなったが「監督さんも同じことを考えててよかったなと思って」と喜んでいた。

また、イベントではヒットを祈念して鏡割りが行われた。部活の青春物語だけに、樽の中身はスポーツドリンクとなり、キャスト陣は升に分け乾杯を行った。