日本産業カウンセラー協会は、9月8日~10日に通話料無料で利用できる「働く人の電話相談室」を全国19カ所で開設する。

「働く人の電話相談室」

この相談室は、同協会が世界保健機関(WHO)が定める「世界自殺予防デー(9月10日)」にあわせ、毎年一定期間開設している。2017年のキャッチフレーズは『聴かせてください つらい思い』で、3日間で延べ150名以上の産業カウンセラーがさまざまな悩みに対応するという。

同協会は、さまざまな悩みは「まず誰かに相談することが、解決のための第一歩である」と考えている。心の専門家である産業カウンセラーが、職場の人間関係に関わる悩みや、キャリアに関する悩みなどを抱える相談者に真摯に向き合い、寄り添うことで、相談者に円滑で充実した社会生活をおくってもらえるよう支援していくという。

当日は産業カウンセラーが、パワハラやマタハラなどの職場や人間関係に関わる問題で悩む働く人を対象に、電話で相談を受け付ける。通話料・相談料も無料。本人だけでなく、当事者の家族や友人、現在働いていない人などからの相談にも対応するという。

相談室の電話番号は、日本産業カウンセラー協会の「最新ニュース」から確認できる。