日本テレビ系大型特番『24時間テレビ40 告白~勇気を出して伝えよう~』(8月26~27日放送)のチャリティーマラソンランナーを務めたお笑い芸人のブルゾンちえみが、放送終了直前の27日20時48分、見事90キロ完走を果たした。その直前に、ブルゾンが走りたかった"もう1つの理由"も明かされた。

ブルゾンちえみ

異例のランナー当日発表により、例年以上に注目を集めたチャリティーマラソン。ランナーのヒントとして「当日武道館にいる人」「走る理由がある人」が提示されていた。

そして、ランナー発表時、ブルゾンには「何かを諦めようとしている人に、もう少しだけ頑張ってほしいと伝えたい」という走る理由があるとの説明が。今年大ブレイクを果たしたブルゾンだが、芸人の夢をあきらめようとして「最後に悔いのないように好きな人の好きな曲で勝負しよう」と生まれたのがあの"35億"ネタ。その経験からエールを送りたかったという。

さらにもう一つ、ブルゾンには走る理由があると伝えられたが、スタート時点では詳細は明かされず。「どうしても走っている姿を見せたい人がいる」ということだけ発表された。

そしてゴール直前、その"もう1つの理由"が明らかに。それは、恩師である高校時代の陸上部の先生の娘が2年前にがんを患い、現在抗がん剤治療を終えて自宅療養中だと知り、自分が頑張っている姿を見せて勇気づけたいという強い思い。今年6月24日に地元・岡山で行ったライブで久々に恩師と再会した映像を交えて、ブルゾンの思いが伝えられた。