フェリシモは8月25日より、アーティストの井上涼氏と一緒に、地方創生をもっと面白く盛り上げるための鳥形アイコン「いいとことりっぷ」47種類のウェブサイト公表を開始した。今後、各自治体などと協業しながら、話題にのぼる新商品づくりや新ビジネス、各種事業を生み出し、経済効果の創出を目指す。
このアイコンは、「鳥が好き」という井上氏とフェリシモとで「何か面白い地方創生ができないか」と議論する中、想像力を羽ばたかせて自由に作り出したキャラクターたち。井上氏の奇想天外なアイデアによって生み出された鳥「いいとことりっぷ」たちが、その土地の「いいとこ」を身にまとい、それぞれの土地への来訪者、移住者の誘致を推進、ガイド役となる。
全ての「いいとことりっぷ」は、各市町村の「いいとこ」と鳥を組み合わせたデザインとなっている。「神戸オードリー」「佐世保リンダ」「松本ライトニング」など、47都道府県から選ばれた47自治体のキャラクターを今後、1日1体ずつ発表していく。その後も引き続き、フェリシモと井上氏とで全国の市町村(現在約1,700自治体)のオリジナルキャラクターを続々と登場させていく予定となっている。
「いいとことりっぷ」のキャラクターたちは、渡り鳥が旅するように、全国津々浦々、ところ狭しと出現し、さまざまな形で、各自治体・各地方公共団体。商店街・店舗ほかとも積極的に協働していくことを構想している。「いいとことりっぷ」をきっかけにして、協働の先々とともに、衆目を集め、話題にのぼる新商品づくりや新ビジネス、各種事業を生み出し、経済効果を創出していく。
「いいとことりっぷ」の一部 |
また、生活者によるアイコン人気投票、わが町のアイコンをつくってリクエスト、それぞれの鳥たちが登場する物語づくり、商品化アイデアの募集、各自治体との提携による産品やサービス財の開発、ライセンス事業など、さまざまな展開を予定している。10月には、ウェブサイトにて「いいとことりっぷ」の第一弾となるオリジナル商品を発表する。
発表する47アイコンのモチーフ自治体
春日井市(愛知県)・伊賀市(三重県)・甲賀市(滋賀県)・京都市(京都府)・大阪市(大阪府)・大和郡山市(奈良県)・みなべ町(和歌山県)・奥出雲町(島根県)・金沢市(石川県)・滑川市(富山県)・燕市(新潟県)・鯖江市(福井県)・甲府市(山梨県)・松本市(長野県)・高山市(岐阜県)・台東区(東京都)・南足柄市(神奈川県)・宇都宮市(栃木県)・下仁田町(群馬県)・銚子市(千葉県)・盛岡市(岩手県)・田子町(青森県)・天童市(山形県)・会津若松市(福島県)・水戸市(茨城県)・倉敷市(岡山県)・熊野町(広島県)・下関市(山口県)・鳴門市(徳島県)・丸亀市(香川県)・宇和島市(愛媛県)・大崎町(鹿児島県)・佐世保市(長崎県)・根室市(北海道)・深谷市(埼玉県)・大館市(秋田県)・焼津市(静岡県)・神戸市(兵庫県)・仙台市(宮城県)・石垣市(沖縄県)、佐賀市(佐賀県)、北九州市(福岡県)、鳥取市(鳥取県)、高知市(高知県)、別府市(大分県)、日向市(宮崎県)、熊本市(熊本県)