アイディは"人と猫が楽しく健康で幸せに暮らすこと"をテーマにした猫共生型の賃貸アパート「calico(キャリコ)」の第一弾として、東京都大田区に猫の一級建築士が監修した「calico大森」を9月1日に竣工し、9月9日より内覧会を実施し入居者募集を開始する。入居は10月1日からとなる。
日本では現在、飼育される犬と猫の数が約2,000万頭(犬: 987万8,000頭、猫: 984万7,000頭。ペットフード協会「2016年 全国犬猫飼育実態調査」より)と人間の子どもの数(15歳未満人口: 1,600万人)を大きく上回り、家族の一員として扱われるようになっている。
そんな中、猫を飼いたくても飼えない阻害要因の1位は「集合住宅に住んでいて禁止されているから」という統計が出ており、賃貸住宅の主な顧客である若い世代を中心に「猫と住める賃貸住宅」に潜在的なニーズが多くあるという考えより、今回の賃貸アパートを展開。「人と猫にとって快適な部屋」「猫に健康でより長生きをしてもらう環境」「多頭飼いOK」をテーマにした猫共生型賃貸住宅「calico(キャリコ)」の第一弾として、羽田空港へのアクセスの利便性も高い住環境の大田区に「calico大森」をオープンする。
「calico大森」の特徴として、猫の一級建築士として知られる清水満氏(ネコアイ)監修のもと、強化ガラスを使用したキャットウォークを設置。肉球を眺めながらの生活も「calico」ならではのメリットとなっている。他にも、無垢木のキャットステップや猫専用のトイレスペースに加え、足が滑りにくい床材を使用したペット用フローリング、高い所が好きな猫にはたまらないロフトなど猫が室内でも退屈せず自由に行き来できるよう工夫された設計となっている。
また、ソフトバンクが実施しているプロジェクト「Future Marketing Unit(FMU)」を生かし、Webカメラ「PetCube」を全室に導入する。「PetCube」は外出先からでもスマホのアプリを使用して猫の様子を観察でき、レーザーポインターを操作して遠隔で猫と遊べるWebカメラとなっている。さらに、インターネットは無料で使い放題となる。
入居者特典として、ネスレ ピュリナ ペットケアより1年分のキャットフード(主食やおやつを選択可能/体重3.5kgの成猫1匹を想定)と、ペットケアのHOW TOが分かる「キャットケアバイブル」をプレゼントする。さらに、各部屋には「モンプチ ソファー」を提供する。そのほかにも、入居者と猫が安心して楽しく暮らせるような様々なプレゼントを準備中とのこと。
「calico大森」の所在地は東京都大田区大森中2丁目で、アクセスは京浜急行線「梅屋敷」駅より徒歩6分。賃料は6.7万円~7.8万円で、猫は4匹まで飼育できる。