キヤノンマーケティングジャパンは23日、PCレスで映像を投影できる小型プロジェクタ「ミニプロジェクター M-i1」を発表した。9月7日に販売開始する。価格はオープン。店頭予想価格は税別29,800円前後。
Android 4.4を搭載した、LED光源のミニプロジェクタ。4GBの内蔵メモリや、外付けUSBメモリからデータを読み込むことで、PCやタブレットなどのデバイスと接続せずとも映像を投影できる。約10cm四方の本体にバッテリを内蔵しながら重量は約234gと軽く、モバイルでの使用に適している。バッテリ駆動時間は最長2時間。
投影サイズは最大84インチで、解像度は1,920×1,080ドットに対応。Wi-Fi機能も搭載し、スマートフォンやタブレット、PCなどからワイヤレスでコンテンツを投影できる。また、本体にプリインストールされているアプリケーション「Camera Connect」を使うと同社製デジタルカメラとも接続でき、撮影した写真や映像をその場で投影できる。Bluetooth 4.0も備え、スマートフォンやタブレットと接続することで、外付けのBluetoothスピーカーとしても利用可能。
主な仕様は、輝度が70ルーメン(センター)、コントラスト比が800:1、画面サイズが14~84型で、必要距離は0.5~3m(28型投写距離は1m)。インタフェースはUSB 2.0、IEEE802.11a/b/g/n準拠の無線LAN、Bluetooth 4.0など。3Wのモノラルスピーカーを搭載する。本体サイズはW105×D105×H22mm(レンズ含む)、重量は約235g。電源は内蔵バッテリもしくはACアダプタ。消費電力は9W。