2018年度前期NHK連続テレビ小説『半分、青い。』でヒロインを務める女優の永野芽郁(17)が22日、東京・渋谷のNHKで行われた新キャスト発表会見に出席。自身が演じる鈴愛の幼なじみ・萩尾律役が俳優の佐藤健(28)に決まり、「もう心配はない!」と笑顔を見せた。
永野は小学生の時に、映画『るろうに剣心』で佐藤と共演。「小学生のときに一度だけご一緒したことがあったんですけど、そのときも周りを優しく包み込むような方だった」と当時の印象を語り、今回相手役に決定した心境を聞かれると「もう心配はない!と思いました」と笑顔を見せた。
一方の佐藤は「小学生のときから顔立ちがはっきりしていて、可愛くもあるけど美人さんだなという印象だった。すごい小さいけどオーラがあって、現場にいて華やかでした」と振り返り、「久々に今日お会いして、あんまり変わってなかったです。いい意味で!」と笑った。
2018年4月2日から9月29日まで全156回を放送する同ドラマは、連続テレビ小説第98作目となる作品。人気脚本家・北川悦吏子のオリジナル作品で、北川の故郷でもある岐阜県と東京を舞台に、失敗を恐れないヒロインの楡野鈴愛(にれの・すずめ)が、高度成長期の終わりから現代までを七転び八起きで駆け抜けていく姿を描く。
この日の会見では、「岐阜・故郷編」のキャストを発表。佐藤のほか、鈴愛の母・楡野晴を松雪泰子、父・楡野宇太郎を滝藤賢一、祖母・楡野廉子とナレーションを風吹ジュン、祖父・楡野仙吉を中村雅俊、律の母・萩尾和子を原田知世、父・萩尾弥一を谷原章介、鈴愛と律が生まれた岡田医院の女医・岡田貴美香を余貴美子が演じる。
永野は、豪華キャストに囲まれて「こんなに大先輩と一緒にできるんだってうれしくもなったのですけど、その倍、私1人だけ子供でみなさんに迷惑をかけちゃうんじゃないかっていう心配が出てきた」と不安も打ち明けつつ、「笑って『頑張ろう!』って言ってくださるような方たちだったので、一生懸命頑張りたい」と決意を新たにしていた。
また、会見には不参加だったが、鈴愛の同級生・西園寺龍之介を矢本悠馬、同じく同級生・木田原菜生を奈緒、鈴愛の弟・楡野草大を上村海成が演じることも発表された。