ゲオホールディングスの子会社、ゲオは8月22日、現在使われていない自宅に保管している携帯電話(埋蔵携帯)の資産価値が総額1兆7,013億円に上るとする試算結果を発表した。
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埋蔵携帯の総額価値は1兆7,013億円! |
中古携帯を売る習慣が根付かず
同調査は、関西大学宮本勝浩名誉教授の協力の下で行われたもの。1人当たりの携帯の保有台数から契約携帯台数を差し引き、日本で実際に携帯電話を保有している人数を掛けたものを「埋蔵携帯台数」と試算し、それに中古携帯の平均買取価格を掛けることで算出した。その結果、2017年の埋蔵携帯の総額価値は1兆7,013億円に上り、2015年の調査結果(1兆6,489億円)と比べて約500億円増加した。
調査結果について、同社は「中古携帯市場が注目を集めている一方で、使わなくなった携帯電話を売るという習慣が根付いていないことが、業界の課題である」と指摘。その上で、「"埋蔵携帯"が中古市場へ流通することで、市場がさらに拡大し、買い替え需要における携帯市場全体への活性化にもつながる」との見方を示した。
同社は現在、「モバイル下取りキャンペーン」を実施中。ゲオ店頭で中古スマートフォン・ガラケー・タブレットを1台購入するごとに、買取金額が5%アップするクーポンを発行している。クーポン発行期間は2017年9月7日まで。
