JR北海道は21日、インターネット申込み限定商品「えきねっとトクだ値」を道南・道北・オホーツク方面の特急列車に設定すると発表した。10月1日乗車分から販売する。

JR北海道が「えきねっとトクだ値」を設定(写真は特急「スーパー北斗」)

「えきねっとトクだ値」はJR東日本の予約サイト「えきねっと」会員限定の割引きっぷ。乗車券と指定席特急券が一体となった片道タイプのきっぷで、列車・席数・区間限定で発売される。今回は札幌駅から函館方面・旭川方面・網走方面へ向かう特急列車、旭川駅から網走駅・稚内駅へ向かう特急列車に「えきねっとトクだ値」が設定された。

利用の多い特急「北斗」「スーパー北斗」は「えきねっとトクだ値」利用で最大30%引きとなり、函館~札幌間の片道が通常価格より2,660円安い6,170円に。網走方面への特急「オホーツク」も30%引き、旭川方面への特急「ライラック」は45%引きとなる。旭川~網走間の特急「大雪」、旭川~稚内間の特急「サロベツ」はともに50%引きとなる。

割引率はいずれも10月1日から11月30日までの乗車分を対象としたもので、列車や区間によって異なる場合もある。12月1日以降乗の車分については決まり次第、JR北海道ウェブサイトで発表される。

「えきねっとトクだ値」は乗車日1カ月前の10時から乗車当日の深夜1時40分まで予約可能。JR北海道・JR東日本の指定席券売機とみどりの窓口などできっぷを受け取れる。JR西日本北陸エリアの一部の駅でも、みどりの券売機やみどりの窓口にて受け取り可能となっている。