翔泳社はこのほど、書籍『自分でできる認知行動療法 うつ・パニック症・強迫症のやさしい治し方』(1,200円・税別)を刊行した。
同書は「うつ病」「パニック症」「強迫症」に特化し、「認知行動療法」についての知識や治療方法の解説、それをベースにしたセルフカウンセリング方法を紹介している。
セルフカウンセリング方法は、「認知する(認識を変える)、そして行動に移す」という認知行動療法の知識がなくても取り組めるようになっている。「認知行動療法の知識は難しそう」と感じた場合は読み飛ばし、セルフカウンセリングの方法のページから開始してもよいとのこと。「うつ病」「パニック症」「強迫症」ごとに、最適な方法をわかりやすく説明している。
「うつ病」「パニック症」「強迫症」などで精神的に苦しいときは集中することが難しくなり、文章を読むことさえ辛くなるという。そのため、できるだけわかりやすい言葉でまとめ、読みやすい誌面とした。左ページには、知ってほしいポイントだけを短い文章でまとめている。
同書には、書籍内で紹介している「認知行動療法のためのワークシート」の拡大版をダウンロードできる特典付き。シートは空欄用紙になっているので、何回も練習しながら書くことが可能。