イー・ラーニング研究所は8月18日、「子供の将来に関するアンケート」の結果を発表した。調査日は7月18日、有効回答は20代~50代の子供のいる親374人。同調査では、将来子供になってもらいたい職業や注目している習いごとなどを尋ねた。

子供の将来、親世代の8割弱が不安

子供の将来に関して不安を抱えているか尋ねたところ、「はい」との回答は77%に上り、「いいえ」は23%にとどまった。

子供の将来に関して現在抱えている不安は、1位「ロボットの発達により職種が狭まり、希望した職業につけないかもしれない」(141人)、2位「病気やケガなど健康面が心配」(73人)、3位は「就職せず(できず)フリーターになるかもしれない」「結婚しない(できない)かもしれない」(ともに68人)となった。

子供の将来に関して現在抱えている不安

子供の将来に向けて1カ月にかけている費用は、「1万1円~1万5,000円」(69人)が最も多く、以下、「5,001円~1万円」(66人)、「0円」(54人)、「1万5,001円~2万円」(51人)と続いた。

子供の将来に向けてかける費用(1カ月)

2020年の教育改革に向けて、何か取り組んでいることがある人は27%。具体的には、1位「英語・英会話スクール」(55人)、2位「学習塾」(27人)、3位は「プログラミング」「音楽系」(ともに15人)となった。また注目している習いごととしては、「英語・英会話スクール」(195人)と「プログラミング」(183人)に多くの回答が集まった。

子供に取ってもらいたい資格やスキルは、1位「実用英語技能検定(英検)」(225人)、2位「ジュニアプログラミング検定」(156人)、3位「計算力・思考力検定」(117人)との結果に。また将来子供になってもらいたい職業では、「プログラマー(SE)」(82人)と「公務員」(74人)が人気を集めた。