お笑いコンビ・ココリコの田中直樹が、BSジャパンの新ドラマ枠 連続ドラマJ『浅田次郎 プリズンホテル』(10月スタート 毎週土曜21:00~21:54)に主演することが16日、わかった。
同作は小説家・浅田次郎によって1993年に発表され、累計200万部突破の『プリズンホテル』シリーズを実写化。何度も映像化されてきたが、今回”2017年版”として生まれ変わる。田中はオーナーも従業員も極道だらけという”プリズンホテル”を任された堅気の支配人・花沢を演じ、ホテルのオーナーであり極道の親分でもある木戸仲蔵を柄本明が演じる。
ゴールデン帯のドラマで初主演となる田中は、「とにかく物語の設定がとても面白いです」と原作を称賛し、「その中で、コワモテの従業員、訳ありなお客さんに対し、生真面目な支配人をしっかり演じていければと思っています」と意気込む。「普通のホテルでは起こらない事がきっとたくさん起こります。是非毎週ご覧頂き、プリズンホテルに泊まった気持ちになって頂ければと思います」とアピールした。
また、柄本は「どの作品も同じですが、撮影に入るときはあまり先入感を持たないようにしています」と持論を語り、「作品をみなさんと作っていく過程をたのしみにしています」とコメントを残した。
森田昇プロデューサーは「他の民放系BS局がどこも放送していない現代ドラマ枠を新設するのは大きなチャレンジですが、必ず視聴者の皆様に納得いただけるものにしていきたいと考えています」と説明。「地上波、ゴールデン帯、深夜、更にはネットドラマなど様々な枠でドラマが放送される中、連続ドラマJならではの切り口で描く、大人の鑑賞に堪えうるエンターテインメントドラマを目指します」と熱意を見せた。