雑貨デザイナーの宇田川一美です。今回はキッチンの収納アイテムです。旬の野菜を買ったら、新鮮なうちにお料理に使いたいですよね。要冷蔵の野菜以外なら、こんなふうに、涼しい場所の目につくところに置いてみてはいかがでしょう。夏の台所仕事も楽しくなりそうです。

野菜たちもうれしそうに見えます

こんなさりげない一時置き場ですが、実はとっても便利です。

さあ、作ってみましょう

材料は、園芸用の鉢スタンドと、竹ざる2個です。鉢スタンドの輪っかの大きさに近い竹ざるを選んでみました。

材料は鉢スタンドと竹ざるのみ

竹ざるは2段にします。まず下段の位置を決めます。スタンドの3本の枠に接するところに竹ざるをあてて、位置を決めます。

スタンドの枠にちょうどはまる場所を探して

ここで結束バンドの登場!

ここで、いつもの結束バンドを使いましょう。本当に便利! 園芸用品のコーナーで売っていますよ。

万能、結束バンド! 本当にできる子です

スタンドの枠に竹ざるを結束バンドで固定していきます。中に浮いたようになりますが、3カ所同時に、少しずつ結束バンドを締めていくのがコツ。

このように結束!

ときどき竹ざるが平行になっていることを確かめながら、このように3カ所固定してください。

留めたところです

これで、下段のできあがりです。

3カ所全ての枠に留めました

できあがり

上段は、ぽん、と乗せただけ。これで完成です。2段の竹ざるの網目からゆったり風が通るストッカーができました。

完成!

見た目もシンプルな収納アイテム、出しておいてもオシャレっぽいので、家族の集まるダイニングにお菓子のストックを置いたり、ダイコンやニンジンを薄く切った干し野菜づくりに使えそうな気がします。新しい使い方を考えると、ますます暮らしの楽しみが広がりそう! ぜひトライしてみてください。

著者プロフィール: 宇田川一美(うだがわかずみ)

雑貨デザイナー。フリーでメーカーとの商品企画や販促やMD 提案など、雑貨に関する多様なことに関わっています。また、手づくりのワークショップも行っています。
著書に『イラストとクラフトで手づくりライフログノート』(技術評論社) 『ちょいワザ文具術』(ポプラ社)など。
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